2019年度も「ヒバクシャ国際署名」に取り組みます 累計22万9,795筆の想いを次代へ

2019年3月11日

今年度パルシステムグループでは、「被爆者が訴える核兵器廃絶にむけた国際署名(以下「ヒバクシャ国際署名」)に取り組み、4万7,587筆の署名が寄せられました。ご協力ありがとうございました。

各生協の集約状況は以下のとおりです(2018年9月20日時点)。

パルシステム東京 3,513
パルシステム神奈川ゆめコープ 22,882
パルシステム千葉 3,457
パルシステム埼玉 9,962
パルシステム茨城 栃木 2,798
パルシステム山梨 1,190
パルシステム群馬 738
パルシステム福島 723
パルシステム静岡 1,227
新潟ときめき生協 366
パルシステム連合会 731
合計 47,587

これにより、2017年度からの累計は22万9,795筆となりました。この数字は、日本生活協同組合連合会が集約している全国生協全体の11%と、非常に高い割合を占めています。

パルシステムは、2020年度まで署名活動を行います。ぜひ、ご協力をお願いいたします。

署名はこちらから|ヒバクシャ国際署名 受付中!

核兵器のない世界を次の世代へ

「ヒバクシャ国際署名」は、国連で「核兵器禁止条約」が採択されるにあたり、平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者が2016年4月に世界に賛同を呼びかけたものです。「あの生き地獄を体験させたくない。生きているうちに何としても核兵器廃絶を」という強い意志が込められています。

2017年7月に国連で採択された「核兵器禁止条約」は、核兵器の開発や保有、使用などを国際法で禁止し核兵器の廃絶につなげようというもので、国連加盟国の6割を超える122の国と地域が賛成しました。条約の発効には50カ国が批准する必要があり、賛同者を増やしながら、賛成国の批准を引き続き促していく必要があります。しかし一方で、唯一の被爆国である日本は、アメリカやロシアなどの核兵器の保有国と同様に、条約に反対の立場を取っています。

2020 年には、5年に一度開催されている「核兵器の不拡散に関する条約再検討会議」が予定されています。これは核兵器禁止条約が成立してから初めての会議となり、また戦争体験者とともに活動できるおそらく最後のチャンスでもあり、核兵器のない社会実現に向けて非常に重要な機会となっています。

核実験ならびに核兵器は、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切り、環境を破壊します。核兵器のない地球を次世代につなげていくために、パルシステムグループは今後も平和への取り組みを継続し、すべての国へ核兵器廃絶を強く求めます。

ノーベル平和賞受賞のICANにパルシステムも加盟 核兵器のない世界を次世代へ