KOKOCARAで「共謀罪」の記事が歴代最高PV数記録 身近な例で共感 寓話「茶色の朝」

2017年6月22日

パルシステムの情報メディア「KOKOCARA」で掲載した共謀罪がテーマの記事が、公開から1週間のPV(ページビュー)数で過去最高を記録しました。猫を飼う普通の家庭をモデルにした寓話「茶色の朝」が、じわりと共感を広げています。

KOKOKARA「共謀罪」記事

ふだんの生活から社会問題を考える

KOKOCARAで6月12日(月)に公開した記事「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」は、哲学者・高橋哲哉さん(東京大大学院教授)へのインタビューを基に、フランスの寓話「茶色の朝」を紹介しています。

同記事の公開後1週間のPV(※)数が71,745件と、2016年7月のサイト開設以来、最高となりました。フェイスブックやツイッターなどSNSを経由したアクセスが多く、全体の8割を占めています。公開2週目となる6月19日(月)以降も反応は高く、記事に対して総じて肯定的な意見をいただいています。

KOKOCARAはこれまで、子どもの貧困や食育、遺伝子組み換えといった分かりにくい社会問題を、ふだんのくらしの視点を大切にしながら紹介しています。今回の記事も「共謀罪」という一般市民とは無関係と思われがちな問題を、日常生活からとらえたことが、関心の高まりにつながったと考えています。

同記事中のコメントは、文春オンラインでも紹介されました。

「共謀罪」成立 記憶しておきたい発言を総まとめ

※PV(ページビュー):ウェブサイト特定のページが開かれた回数を表し、閲覧数を測るための最も一般的な指標。ブラウザにウェブページが1ページ表示されるごとに1PVとカウントされます。

▽関連リンク
「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」 哲学者・高橋哲哉さん(KOKOCARA)

「改正組織犯罪処罰法」の成立受け首相へ意見 民主主義を遵守した議論と人権に配慮した慎重な運用を|2017年6月15日(プレスリリース)