「福島の子どもたち保養プログラム」2016年度活動およびカンパ報告 24企画に683名参加「沢山の思い出ができました」
2017年3月17日
パルシステムは福島保養活動を支援することに対し、組合員のみなさんからカンパを呼びかけています。2016年度は、カンパ金を活用して24企画に683名の参加で開催することができました。ご協力ありがとうございました。
1千万を超すカンパ金が寄せられました
パルシステムでは、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故で被害にあった地域を支援する活動を続けています。その一環として、組合員のみなさんからカンパを募り、福島県在住のみなさんに遠隔地で一定期間過ごしてもらう保養企画を実施、助成しています。
福島県内には、いまも放射線量の比較的高い地域があり、子どもたちは低線量であれ放射能の影響を心配するなかでくらしています。チェルノブイリ事故のデータでは、遠隔地で一定期間過ごす保養が健康管理上重要であることが分かっています。
2011年8月、新潟県のJAささかみで行われた産直ツアーに福島県のみなさんを招待して以降、年間を通じて主に週末や夏休みなどを利用した保養を提供しています。開催に当たっては、組合員のみなさんへ呼びかけたカンパ金が活用され、2016年度はあわせて24回の企画を開催、のべ683名が参加しました。
また、2016年度は合計1,051万8,346円のカンパが寄せられました。カンパ金は、2017年度のプログラムの開催に役立てられます。ご協力ありがとうございました。
豪雪のなか夢中で遊びました!
一般的に保養の多くは春・夏休みの期間に開催されるため、冬場は極端に少なくなります。パルシステムでは、参加者から「冬にも保養を開催してほしい」との要望を受けて、冬季にも開催、1年を通した活動を行なっています。2月25日(土)~26日(日)に開催された新潟週末保養(参加39名)では、雪深い森を「かんじき」を履いてみんなで散歩しました。子どもたちは豪雪に大喜びで、たっぷりの雪のなか夢中で遊びました。