TPP批准の衆院通過に抗議し次世代へ責任ある審議を強く求めます

2016年11月10日

国会で審議されているTPP(環太平洋連携協定)の承認案と関連法案が本日、衆議院で可決されました。TPPは長い歴史をかけてそれぞれの参加国が培ってきた地域・文化・経済を崩壊させかねません。パルシステム連合会は、国民的な議論が不十分なまま採決されたことに強く抗議し、2016年11月10日(木)に政府へ声明文を提出しました。

私たちパルシステムグループは「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」を理念として活動しています。産直を通じて消費と生産をつなぎ、地域でお互いが助け合う社会づくりに取り組み、資源循環と持続可能性を追求してきました。その立場から、TPPは到底、相容れない考えに基づく制度であることを確信しています。

次世代に対して責任をもち、幅広い国民的議論の下、TPP批准について審議することを望み、結果としてTPP批准と関連法案が今国会で成立しないことを強く求めます。

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パルシステムのTPPに対する立場について