2012年度のポイントカンパが総額784万円に 沖縄へ北海道へアジアへ多くの支援
2013年5月28日
パルシステム連合会は2012年度、ポイント制度を活用して、沖縄・恩納村へのサンゴ植樹や北海道・野付地区での植樹、アジアでの地域自立を支援する基金へ支援カンパを呼びかけました。その結果、合計で784万4,600円分のポイントが寄せられました。ご協力ありがとうございました。
パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,938億73百万円/会員生協の組合員総数134.5万人)は2012年度、ポイント制度を活用し「恩納村サンゴの森づくり活動支援カンパ」「海を守るふーどの森づくり野付協議会植樹活動へのカンパ」「互恵のためのアジア民衆基金草の根支援カンパ」を組合員のみなさんへ呼びかけました。その結果、3つのプログラム合わせて784万4,600円分のポイントが寄せられました。ご協力ありがとうございました。
もずくを育てるため「サンゴの森づくり」
「恩納村サンゴの森づくり活動支援カンパ」には、113万100円分が寄せられました。カンパは、恩納村美(ちゅ)ら海産直協議会を通じて、サンゴの森を取り戻すためのサンゴの養殖・植え付け活動に役立てられます。
恩納村美ら海産直協議会は、パルシステムがオリジナル商品「恩納もずく」などを生産する恩納村漁協と食品メーカー株式会社井ゲタ竹内、地元行政の恩納村により2009年に設立しました。
サンゴの森を守る運動に取り組んでおり、2012年3月末時点で累計4,300株の植え付けを完了しています。
「サンゴの森づくり」プロジェクト(産直いきいきコミュニティ内)
海資源を守るための植樹活動
「海を守るふーどの森づくり野付協議会植樹活動へのカンパ」は、97万1,900円分が寄せられました。カンパは、海を守るふーどの森づくり野付植樹協議会を通じて、資源循環型漁業を目的とした植林事業に役立てられます。
パルシステム連合会は2000年から、北海道野付漁協と海を守るための植樹活動に取り組んでいます。翌2001年には、北海道ぎょれんを加えた3者で、海を守るふーどの森づくり野付植樹協議会を立ち上げ、これまでに6千本以上が植えられました。
海を守るふーどの森づくり野付協議会植樹活動へのカンパは、2013年度も引き続き募集しています。みなさまのご協力をお願いします。
「植樹」プロジェクト(産直いきいきコミュニティ内)
アジアの自立を支える草の根支援
「互恵のためのアジア民衆基金草の根支援カンパ」には、574万2,600円分が寄せられました。カンパは、基金は、互恵のためのアジア民衆基金(APF)を通じて、貧困に苦しむ人々の経済的自立に必要な資金を地域の団体や社会へ低利で融資する活動に役立てられます。
APFは、パルシステム連合会をはじめとするアジア各国の生協や生産者組合、NGOなどが参加し、2009年に設立しました。「エコ・バナナ(バランゴン)」などの産地、フィリピン・ネグロス島の民衆団体と1987年に開始した民衆交易をきっかけに、その後発展した南の生産者と北の消費者の関係をネットワーク化し、金融による総合的な成長と発展を目的としています。
これまでの民衆交易は、物産の手工業的な生産と交易活動に留まっていました。これを総合的に成長・発展させるため、基金では物産の生産や地域開発(教育を含む)などを行ううえで必要な資金を融資し、人々による互恵的な金融事業の構築をめざしています。
互恵のためのアジア民衆基金草の根支援カンパは、2013年度も引き続き募集しています。みなさまのご協力をお願いします。
実施している主なプロジェクトやAPF参加団体は下記をご覧ください。
「互恵のためのアジア民衆基金」ポイントカンパご協力お願い(2012年4月27日 ニュース)
ポイント制度と使い方は下記をご覧ください。