ノーザンび~ふ産直協議会が「フード・アクション・ニッポン・アワード」優秀賞 自給率100%の「コア・フード牛肉」が評価されました
2012年4月1日
パルシステムグループと北海道の牛肉産地で構成する「ノーザンび~ふ産直協議会」が「第4回フード・アクション・ニッポン・アワード2012」で、商品部門優秀賞を獲得しました。食品副産物などを活用し、飼料自給率100%を実現した「コア・フード牛肉」の取り組みが評価されました。
食料自給率向上の取り組みを表彰
「フード・アクション・ニッポン・アワード」は、同実行委員会と農林水産省の共催で2009年に創設されました。国産農産物の消費拡大の取り組み「フード・アクション・ニッポン」の展開の一環として食料自給率向上に寄与する事業者、団体などの取り組みを表彰し、活動を広く社会に浸透させることを目的としています。
パルシステム連合会も初年の2009年度に「100万人の食づくり運動」などが評価され「製造・流通・システム部門」の最優秀賞を獲得しています。
国内自給飼料100%を実現しています
2012年度の商品部門で優秀賞を獲得したノーザンび~ふ産直協議会は、パルシステムグループと北海道の牛肉産地で構成し、予約登録で供給する「コア・フード牛肉」の産地です。全飼育期間を通じて国内自給飼料100%を2007年から実現しています。
受賞理由には「放牧を活用した仔牛生産から肉牛出荷まで、地域内一貫体系の生産によって、粗飼料の自給はもとより、食品副産物であるじゃがいもの皮や粕、米糠、豆乳粕などの未利用資源までも飼料として有効活用」などが評価されました。また、パルシステムの予約登録制度についても「『牛まるごと1頭を登録制(6カ月単位)で買い支える』という購入システムも、生産者と消費者の相互理解を高める貴重な機会となっている」としました。
表彰式は11月2日(金)、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催され、生産者を代表して宮北牧場の宮北輝が出席。「表彰式に出て賞の重みを感じました。長い年月を掛けてパルシステムの組合員と牛肉生産者が作り上げてきたことを誇りに思います。」と、決意も新たに感想を話しました。
コア・フード牛肉の産直産地、榛澤牧場が「農林水産大臣賞」受賞 環境配慮・資源循環型の肉牛生産が評価されました(2010年11月26日 ニュース)