子どもたちの授業再開をお手伝い 石巻の小学校にパソコン13台を寄贈しました
2012年3月12日
パルシステム連合会は、石巻復興支援協議会、ピースボート災害ボランティアセンターと連携し、宮城県石巻市にある湊第二小学校へパソコン13台を寄贈しました。児童用ソフトのインストールも済み、3月8日(木)から授業などで使用を開始しました。
生活支援から生活環境支援へ
東日本大震災および東京電力福島第1原子力発電所の事故で被害を受けた地域の復興を支援するため、パルシステム連合会では発災当初から炊き出しや物資提供など、さまざまな支援活動を展開しています。
津波の被害にあった地域では、施設や車両が流されました。また、自宅から離れた地域への避難を余儀なくされているみなさんは、不慣れな地域のなかで経済的な自立を迫られている状況にあります。地域の生協やNPOでは、生活支援とともに生活環境を整える支援活動に取り組んでいます。
パソコンの授業がついに再開
パルシステム連合会は石巻復興支援協議会、ピースボート災害ボランティアセンターと連携し、3月1日(木)に被災地の宮城県石巻市の湊第二小学校に、ノート型パソコン13台を寄贈しました。
現在、湊第二小学校は仮設校舎に移動しています。パソコンはこの仮校舎の図書館に設置されました。市役所の学校管理課で児童用のソフトがインストールされ、震災の影響で滞っていたパソコンの授業も、3月8日(木)から再開することができました。
富士通のパートナー企業の協力で実現
湊第二小学校へのパソコンの寄贈はもともと別の団体が行う予定でしたが、事情により実現できなくなってしまったため、ピースボート災害ボランティアセンターからパルシステムに協力の要請がありました。寄贈には、情報処理機器販売やソフトウェアの開発を行う富士通のパートナー企業、ソレキア株式会社に協力してもらいました。
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