年賀寄付金活用し計15台を被災地へ寄贈 仮設住宅の足に「みんなの車」

2012年1月5日

パルシステム連合会は「年賀寄付金」を活用し、新たに車両7台を宮城県内の仮設住宅へ寄贈しました。車両提供は、12月上旬の第1弾分の8台、独自に寄贈した6台とあわせ、計21台となりました。車両は買い物に行けない住民のみなさんのサポートやまち興しに役立てます。

生活支援から生活環境支援へ

東日本大震災および東京電力福島第1原子力発電所の事故で被害を受けた地域の復興を支援するため、パルシステム連合会では発災当初から炊き出しや「震災復興基金」の創設、活用など、さまざまな支援活動を展開しています。

津波の被害にあった地域では、施設や車両が流されました。また、自宅から離れた地域での生活を余儀なくされているみなさんは、不慣れな地域のなかで経済的な自立を迫られている状況にあります。地域の生協やNPOでは、生活支援とともに生活環境を整える支援活動に取り組んでいます。

贈呈式で提供した車両をバックに

仮設住宅自治会で共同利用します

パルシステム連合会では12月25日(日)、年賀寄付金を活用した車両提供の贈呈式を開催しました。宮城県南三陸町から町外の登米市移住した仮設住宅4カ所へ軽自動車合計7台を寄贈します。12月9日(金)に南三陸志津川復興名店街運営組合への寄贈に続く第2弾で、同寄付金を活用した寄贈は計15台になりました。

今回の寄贈先となった南三陸町のみなさんが生活を送る仮設住宅は、多くが高台にあります。また住民には高齢者が多く、買い物をするにも不便な地域となっています。車両は、自治会長もしくは副会長が管理し、買い物や通院、通学の足として活用が期待されています。

贈呈式に参加した仮設住宅の自治会長は「住民には津波で車が流され再購入を諦めていた人、購入しても事故にあったときを心配していた人が多くいます。提供してもらった車を気軽に使えるよう運用していきます」と話しました。

年賀寄付金を活用しました

パルシステムが活用した「年賀寄付金」とは寄付金付き年賀葉書および切手の収入を郵便事業会社が預かり、非常災害救助や青少年の健全育成、地球環境保全などを対象に配分しています。2011度の配分は東日本大震災の被害を踏まえ、一部を被災者支援に当てています。今回の寄贈は、郵便事業会社のほか、東京災害ボランティアネットワーク、南三陸町社会福祉協議会、登米市社会福祉協議会などの協力で実現しました。

パルシステムからの車両提供は、年賀寄付金を活用した15台のほか、パルシステムが委託物流企業などと協力して独自に宮城、福島へ寄贈した6台とあわせて21台になりました。

パルシステムが寄贈した車両

寄贈先 車両台数 備考
南方仮設住宅(350戸) 軽自動車3台 年賀寄付金助成活用第2弾※
横山仮設住宅(81戸) 軽自動車2台 年賀寄付金助成活用第2弾※
若者総合グランド仮設(30戸) 軽自動車1台 年賀寄付金助成活用第2弾※
横山幼稚園跡仮設(24戸) 軽自動車1台 年賀寄付金助成活用第2弾※
南三陸志津川復興名店街運営組合 軽自動車8台 年賀寄付金助成活用第1弾
社団法人ふくしま連携支援センター 2tトラック1台
生活協同組合パルシステム福島 2tトラック1台
生活協同組合あいコープみやぎ 2tトラック2台
軽自動車2台

備考欄 ※印が今回寄贈した車両です。

【関連リンク】
年賀寄付金を活用し被災地に車両8台を寄贈しました(2011年12月15日 パルシステムニュース)
復興支援に宮城、福島へ車両6台を寄贈します(2011年12月7日 パルシステムニュース)
パルシステムの震災支援活動の取り組み