パルシステムは被災地を忘れていません! 復興支援に宮城、福島へ車両6台を寄贈します

2011年12月7日

パルシステム連合会は福島、宮城両県で震災復興に活動する団体へトラックと軽自動車計6台を寄贈します。被災されたみなさんの仕事づくりや地域づくりなど生活再建に生かされます。

生活支援から生活環境支援へ

東日本大震災および東京電力福島第1原子力発電所の事故で被害を受けた地域の復興を支援するため、パルシステム連合会では発災当初から炊き出しや「震災復興基金」の創設、活用など、さまざまな支援活動を展開しています。

津波の被害にあった地域では、施設や車両が流されました。また、自宅から離れた地域への避難を余儀なくされているみなさんは、不慣れな地域のなかで経済的な自立を迫られている状況にあります。地域の生協やNPOでは、生活支援とともに生活環境を整える支援活動に取り組んでいます。

物資輸送や雇用創出などに活用

復興活動支援の一環としてパルシステム連合会は、配送業務を委託している物流会社((株)流通サービス、(株)ガルト、(株)パルライン)などの協力を得ながら、トラック4台と軽自動車2台の計6台を活動する各団体へ寄贈(※)することになりました。寄贈先および車両の活用方法は次の通りです。
※手続き上の都合などの理由から実際には車両調達にかかる金額を寄付します。

社団法人ふくしま連携支援センター:2tトラック1台

福島県内で復興活動や避難者支援に取り組む団体が連携していくための課題解決型プラットフォームとして11月に設立された団体です。仮設住宅への支援物資の輸送や地元生産物の食材供給活動、買い物が不自由な地域への対面販売などに活用されます。

パルシステム福島:2tトラック1台

震災以降、いわきセンターを拠点に連携しているNPOシャプラニールとの支援活動に使用されます。支援物資の輸送などを担う予定です。

あいコープみやぎ:2tトラック2台、軽自動車2台

あいコープみやぎでは、震災時に配送途中のトラック2台が津波で流失、さらに9月には台風12号の影響で本部敷地内に駐車していた軽自動車2台も使用不能となりました。配送や地域づくりの業務に使用されます。

パルシステムの震災復興支援