組合員のみなさんから多くのカンパが寄せられました 畜産業復興を願う3740万円を宮崎県へ贈呈しました

2010年8月4日

パルシステム連合会では6月から7月にかけた6週間、口蹄疫の被害にあった畜産生産者を応援するカンパを呼びかけ、組合員から3500万円を超す支援金が寄せられました。8月3日(火)に、職員などから集まったカンパとあわせて3740万円が宮崎県へ贈呈されました。

全額を「宮崎県口蹄疫被害義援金」へ寄贈します

宮崎県内で大規模な口蹄疫の感染が判明したことを受けパルシステム連合会では、6月7日(月)から7月16日(金)の6週間にわたり組合員へ「口蹄疫被害生産者支援カンパ」を募集しました。その結果、注文用紙やポイントによる受付などを通じて3570万7983円が寄せられました。

役職員や取引先などから集まったカンパを含めた合計は3740万1570円となり、全額が宮崎県と社会福祉法人宮崎県共同募金会が実施主体となっている「宮崎県口蹄疫被害義援金」へ寄贈されることとなりました。義援金は、被害を受けた畜産農家への配分や、地域復興対策事業に活用されます。

出席者による記念撮影

「確実に多くの生産者の支えとなっています」

パルシステム連合会と会員生協の代表者は8月3日(火)、東京・千代田区の宮崎県東京事務所を訪問し、贈呈式を行いました。

代表してあいさつしたパルシステム連合会若森資朗理事長は「宮崎県をはじめ日本の畜産業を支えることは私たちの食を支えるということです。宮崎県の1日でも早い復興を祈るとともに、畜産や農業のあり方を考える機会としたいと考えています」と表明しました。

それに対し宮崎県東京事務所の岡村巌所長は「殺処分などで精神的な負担から抜け出せていない多くの生産者にとって、義援金や励ましの声は確実に支えとなっています。厚意にこたえるためにも1日も早い復興へ向け努力していきます」と語りました。

岡村所長(左)へ目録を贈呈する若森理事長

 

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