口蹄疫緊急コンテンツを開設 パルシステムは生産者を応援し、風評被害を防ぎます

2010年6月10日

パルシステム連合会は、ホームページ上に口蹄疫に関する緊急コンテンツを開設しました。口蹄疫についての情報提供だけでなく、パルシステムの畜産産直産地からの応援メッセージ、7月まで実施している支援カンパの募集内容などを掲載します。

日本の畜産を応援し今こそ支えよう!

4月20日に口蹄疫発生が確認されて以来、同県内で殺処分が決まった家畜は27万頭におよんでいます(6月9日時点)。6月9日(水)には、新たに都城市でも感染の疑いが明らかとなり、事態収束のめどは立っておりません。被害を受けた生産者は繁殖豚、牛の購入から始めなければならず、経済的、精神的ダメージの計り知れない深刻な状況に陥っています。

パルシステムでは今回の口蹄疫の発生は日本の畜産にとってこれまでにない大きな危機であり、国民全体でこの問題を正しく理解し、風評被害を防止し、生産者支援活動を広げていかなければならないと考えています。

全国の畜産生産者を応援し風評被害を少しでも防止するため、パルシステムではホームページ上に緊急コンテンツを設けました。現在組合員へ呼びかけている支援カンパの申し込み方法や、口蹄疫という病気の紹介、パルシステム産直産地からの応援メッセージなどを掲載しています。

日本の畜産生産者を、今こそ支えよう!

感染確認直後からボランティアとして現地で活動した大井宗孝獣医師の話

処分対象となった農場の生産者は、国内への感染拡大を防ぐために殺処分を受け入れています。農場の経営再建へ向けた道筋は遠く、離農者の増加も予想されます。消費者のみなさんには、まず国産肉を食べることを呼びかけてほしいと思っています。いまこそ日本の畜産を支えるべきです。私もこれまで以上に国産肉を選んで食べるようにしています。(5月26日談、パルシステム連合会の畜産子会社(株)パル・ミート顧問獣医師)

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