寄贈車両の改装お披露目会 キッチンカーとして「第2の出発」
2026年5月26日
大規模災害や生活困窮者の支援に
パルシステムグループが公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV、本部:東京都新宿区、山本隆代表理事)へ贈呈した車両5台がキッチンカーに改装され5月16日(土)、保管先の愛知県春日井市でお披露目会を開催しました。車両は、大規模災害の被災地で炊き出しや物資配布を行うほか、生活困窮者向けの移動型食品庫などに活用されます。

改装を終えた5台の配送車両
炊き出しや移動型食品庫に
お披露目会には、PBVからキッチンカー事業を担当する安田友利絵さん、避難生活の向上を目的に活動するEDAN※(イーダン、避難生活支援ネットワーク)事務局を兼務する上島安裕理事と、パルシステムグループを代表してパルシステム連合会(本部:東京都新宿区、理事長:渋澤温之)の中根裕執行役員企画政策本部長が出席しました。
改装されたキッチンカーは「food」(食品)と「harbor」(港)をかけ合わせた「FOOBOUR」(フーバー)と名付けられ、キッチンと冷凍・冷蔵庫、電源を備えます。大規模災害が発生した際は、炊き出しを提供するほか、荷台を食品庫として利用し移動型の物資支援拠点として使用される予定です。
被災地支援がない期間は、地方自治体の協力を得て生活困窮者へ食品や生活用品を提供する移動型フードパントリー(食品庫)の拠点として活動します。現在、愛媛、長野、宮城(石巻市)の3県で運用が決まっています。
機動性生かし全国で活躍
車両は、パルシステムグループの物流会社、株式会社パルライン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横山博志)が2025年、車両入替伴う旧車両の再利用先として1.5tトラック5台をPBVへ寄贈しました。PBVは、EDANの助成スキームを利用してFOOBOURへと改装しました。
お披露目会で上島理事は「生協の配達トラックは普通免許で運転できるため、機動的に動けます。改装後は全国で活躍します」と語りました。中根本部長は「利用者の生活に欠かせない配達の役割を終え、きれいに生まれ変わった姿に驚きました。充実した『第2の出発』を期待します」と話しました。
※EDANは、フィリップ モリス ジャパンの資金支援のもと、災害支援における豊富な専門知識と経験を持つNPOが連携して運営する、避難生活支援ネットワークです。

記念撮影する(左から)PBV安田さん、パルシステム中根本部長、PBV上島理事

内部は冷凍冷蔵庫や水道設備なども完備