中東地域におけるあらゆる戦闘行為の即時中止を求めます
2026年3月3日
くらしを守る立場から平和を訴えます
パルシステム連合会は3月3日(火)、メッセージ「中東地域におけるあらゆる戦闘行為の即時中止を求めます」を発表しました。米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃とイランによる周辺国への報復に対し、生活協同組合の立場からあらゆる暴力の行使を断固として認めない決意をあらためて表明します。
メッセージ全文は以下の通りです。
2026年3月3日
中東地域におけるあらゆる戦闘行為の即時中止を求めます
パルシステム生活協同組合連合会
代表理事理事長 渋澤温之
米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃は、イランによる周辺国への報復を招き、応酬が続いています。報道では、すでに各地で子どもを含む多くの犠牲者が生まれており、事態は沈静化どころか激しさを増す懸念が強まっています。
パルシステムグループは、犠牲になったすべての人々へ哀悼の意を表すとともに、日々のくらしを大切にする生活協同組合の立場から、あらゆる暴力の行使を断固として認めない決意をあらためて表明します。
私たちは、理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」に基づき、食や農、生命を大切に活動している生活協同組合です。組合員のくらしを守り、平和を礎にした社会づくりのために、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、その大切さを伝えています。
このたびの軍事衝突の背景には、イランによる核開発や、反政府デモへの軍事的な抑圧、テロ組織への支援など、さまざまな問題が絡み合っていると分析されています。非人道的な核兵器の保有や不当な人権侵害は、許される行為ではありません。しかし、軍事行動にそれらを完全に阻止もしくは撤回させる能力がないことも事実であり、相互理解を追求した平和的な解決が不可欠です。
私たちは、自ら経験した戦争の反省から戦争放棄を強く決意し、いまもその信念を世界へ訴えてきました。その根拠は、人類の長い歴史のなかで、すべての戦争が例外なく「かけがえのない人命を奪い、人間の尊厳を深く傷つけ、そこからは感情の負の連鎖しか生まない」からです。戦争から勝者は生まれません。そしてその最大の被害者は、いつも子どもたちです。
パルシステムは「パルシステム2030ビジョン」に定めた5つのキーワードのひとつに『わかりあう』を掲げ、すべての根底にある礎と位置付け、互いを理解し対立や分断を乗り越えることを目指してきました。私たちはいま、罪のない犠牲者が増え続ける現実に直面し、あらためて『わかりあう』ことの難しさを痛感しています。
だからこそ、助け合いながら困難に向き合い、乗り越えていく決意をあらたにし、一刻も早い戦闘の終了を世界各国の政府と市民へ呼びかけます。すべての人々が安らかに過ごせる生活を取り戻すことを強く願います。
以上