グッドデザイン賞「パルシステム給付型奨学金」 利用者の応援で2025年度28人が卒業
2026年2月27日
12,362人と見守る若者の成長
パルシステム連合会とグループ10生協が設立した、一般財団法人パルシステム若者応援基金(本部:新宿区大久保、理事長:渋澤温之)の奨学金給付を受ける学生28人は3月、それぞれが学んだ教育機関を卒業します。12,362人の利用者が「奨学生応援サポーター」として登録し、毎月の募金で応援してきた若者たちが、新たな一歩を踏み出します。
多様な「つながり」を学んだ歩み
2025年度に卒業する28人は、大学や短大、専門学校で学びました。それぞれ経済的な課題に加え、家庭内の暴力やネグレクト、家族の病気などの問題に直面しながら、保護者に代わる多様な大人たちの応援で学業を成し遂げました。
パルシステムの奨学金制度は、地域で連携する支援団体との卒業まで見守りの仕組みが特徴で、2019年度から22団体との連携で延べ109人の学生を応援してきました。2025年度にはグッドデザイン賞を受賞しています。

奨学生には、利用者から寄せられた募金から毎月4万円を給付します。奨学生を推薦する支援団体は「伴走型支援」として、生活相談をはじめ精神的にも卒業までの学生生活をサポートします。
パルシステムは、産直提携先での農業や困窮者支援活動のボランティアなど、社会体験プログラムを用意し、学業以外の経験を重ね、多様な人たちとのつながりを広げる機会を提供します。
募金の一部は、伴走支援する19団体の活動費にも活用されます。利用者による2025年度の寄付は2月末までに5,291万7,202円が寄せられ、延べ募金額は2億5,491万4,499円となっています。法人サポーター13団体からの寄付も運営費として活用しています。
毎月一定額を寄付する「奨学生応援サポーター」は、1万2,362人(2026年2月28日時点)となりました。サポーターからは奨学生へのメッセージも多数寄せられ、「多くの大人や団体に支えられている」という実感が、生活していく上での安心感につながっています。
パルシステム給付型奨学金制度
2019年度に給付型奨学金制度を創設、2年間のモデル事業を経て2021年度から本格運用を開始しました。2023年に「一般財団法人パルシステム若者応援基金」を設立し、制度の管理を移管し運営しています。
若者の課題を掘り下げた対策が評価
パルシステム給付型奨学金の2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)は、生活相談などを通じた学生に寄り添う伴走型支援や社会体験プログラムなどの仕組みが評価され受賞しました。
審査員からは、下記の評価コメントを受けています。
パルシステムはこれからも、利用者や産地、地域の様々な団体と協同し、つながりの力で若者の成長を見守ります。
▼若者たちの未来をつくる パルシステム給付型奨学金