募集東日本大震災から15年へ 被災者に寄り添い続ける2団体が報告 1月8日(木)

2025年12月8日

風化させず当事者の心を支える活動を応援

パルシステム連合会は2026年1月8日(木)13時から14時まで、福島第一原発事故の被災・避難者支援の現状を伝えるオンラインイベントを開催します。利用者からの募金などによる「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金」を活用し、支援団体が継続してきた被災者・避難者の精神的ケアや原発が持つ課題の啓発活動を伝えます。

利用者とともに応援する復興

報告会では、「福島の親子とともに・平塚(神奈川県平塚市、小嶋倫子代表)」「震災ストレス研究会(福島県南相馬市、蟻塚亮二代表)」の2団体が登壇し、活動内容や現状の課題を伝えます。事故から間もなく15年を迎え、公的支援が先細りしていく中、不安な生活を送る被災者や避難者に寄り添い支援し続けています。

「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金 2024年度助成団体活動報告会」開催概要

■日時:2026年1月8日(木)13:00~14:00
■開催方法:オンライン(Zoomミーティング) ※アーカイブ配信は期間限定で公開予定
■参加費:無料
■主催:パルシステム連合会 平和・地域活動委員会
■報告団体:福島の親子とともに・平塚(神奈川)
震災ストレス研究会(福島県)

お申し込みはこちら

※締切:2026年1月5日(月)正午
※アーカイブ配信の視聴を希望する場合もお申し込みください

チラシPDF

パルシステムは2011年から、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故の被災者を応援する活動を続けています。その一環として利用者に呼びかける「東京電力福島第一原子力発電所事故被災者応援金」は、2024年4月1日から2025年3月31日までに総額1,110万5,360円が寄せられました。2025年度は甲状腺検査や避難者交流会、保養キャンプなどを運営する20団体へ624万5,000円を贈呈しました。残金は繰越金として、次年度の活動支援に役立てます。

■登壇団体活動概要■

「福島の親子とともに・平塚」

春休みや夏休みなど長期休暇中に、被ばく者家族を受け入れの保養活動を実施。原発事故後の現状や原発が持つ課題を地域で学び合う講演会を開催。

震災ストレス研究会

震災および原発事故の被災者が、受けたストレス体験を語るシンポジウムを開催。他団体とも協働し、課題や支援方法を発信。

パルシステムはこれからも、協同組合が持つつながりの力を発揮し、利用者とともに大規模災害の被災者に寄り添う活動を続けていきます。

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