足立区から感謝状 国際協同組合年に美しく安全な街づくり〔東京〕
2025年11月24日
「令和7年度ビューティフル・パートナー」に認定
生活協同組合パルシステム東京(本部:新宿区大久保、理事長:西村陽子)足立センターは11月19日(水)、足立区から「令和7年度ビューティフル・パートナー感謝状」を贈呈されました。「廃棄物の減量及び適正処理事業者」の代表として、区内での日々の事業活動が評価されました。
利用者との協同による削減が評価
贈呈式は、西新井文化ホール(足立区栗原)で開催され、パルシステム東京足立センターの坂本裕俊センター長が出席しました。ビューティフル・パートナー感謝状は、足立区が「ビューティフル・ウィンドウズ運動」として犯罪のない安全・安心なまちづくりをともに推進する団体や人に贈呈されます。パートナーとの協同による防犯活動や街の美化、交通安全などの活動を推進しており、足立センターは、廃棄物減量や再利用の目標を設定し、適正処理を積極的に推進する事業活動が評価されました。
感謝状を受け取った坂本センター長は、「これからも利用者への声かけに力を入れ、商品包材などのリサイクル回収率をあげていきたいです」と評価を受け止めました。

パルシステムは週1回の宅配サービスのインフラを生かし、利用者から使用済みのプラスチック袋やカタログ、紙パックなどを回収し、リサイクルしています。グループ全体でも回収率の目標を立て、利用者に積極的な協力を呼びかけています。
調味料などの商品は、回収して洗浄し、再使用するリユースびんを採用し、プラスチックごみの発生抑制につなげています。プラスチックを採用する容器包装は、メーカーや取引先との協同により使用総量の削減を推進し、2025年3月時点で616商品の対策を達成しています。
利用者との協同で商品や物流資材の「リデュース(発生抑制)」「リユース(再使用)」「リサイクル(再生利用)」を推進し、環境負荷の軽減を目指しています。
食品ロス削減にもつながる宅配サービス
生協の宅配サービスは、商品を届ける1週間前に注文を受け付けた後、生産者やメーカーに必要数を発注します。在庫を抱える必要がないシステムのため、食品ロス削減にもつながります。利用者は余剰分のコストを負担せずに商品を購入できるため、適正価格での取引も実現します。
2025年は国連が定めた国際協同組合年です。パルシステム東京はこれからも、利用者、取引先、行政との協同により環境負荷を軽減する食料システムを発展させ、持続可能な生産と消費を目指していきます。