台風15号被害で静岡県へ義援金 県庁で贈呈式〔静岡〕

2025年10月9日

被災住民の生活再建を支援

生活協同組合パルシステム静岡(本部:富士市大淵、理事長:細谷里子)は10月8日(水)、静岡県庁で「令和7年度台風第15号災害静岡県義援金」の贈呈式を開催しました。組織からの義援金50万円に役職員からの寄付金を加え、理事長の細谷が県の青山秀徳健康福祉部長へ目録を手渡しました。

地域に根差す協同組合として

▲目録を手渡した細谷理事長(左)と青山部長(右)

静岡県内では9月5日(金)に台風15号の影響から竜巻と突風、浸水などの災害を受け、10市町に災害救助法が適用されました。県内2,215件の住居や建物に損壊や浸水の被害があり、83人の重軽症者と1人の死者が発生しました。(10月7日静岡県発表)

県は9月9日(火)、「令和7年台風第15号被害静岡県義援金」の募集を開始しました。パルシステム静岡はこれを受け、義援金を贈呈しました。義援金は、県内市町を通じ被災者に届けられます。

目録を受け取った青山部長は「義援金は、可能な限り早く被災者に渡せるよう努めます」と話し、細谷は「1日も早い復興に向け有効に使ってください」と伝えました。

贈呈式には米山紀子健康福祉部福祉長寿局長とパルシステム静岡専務理事の志村宏司、常任理事田口圭子も出席し、今後の県との連携の可能性などについても話し合われました。

▲県と生協の連携の可能性など懇談

▲志村専務理事(左端)田口常任理事(右端)も同席

2025年は国連が定めた「国際協同組合年」です。パルシステム静岡は地域に根差す生活協同組合として、行政をはじめ多様な人たちと協同し、災害などの非常時にも誰もが安心し暮らし続けられる地域づくりを目指します。