農産現場で感じる気候変動を報告 パルシステム生消協が通常総会とフォーラム 3月5日(水)

2025年2月19日

全国170の産地から生産者が集合

パルシステムと産直提携を結ぶ産地の生産者と生協利用者でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は3月5日(水)、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで「第36回通常総会」を開催します。続いて開催されるフォーラムでは、生産者が気候変動による影響の実態を報告します。

生産者が語る「農地で起きていること」

総会は、パルシステムに農畜産物を供給する生産者や利用者、グループ役職員などが出席し、2024年度の報告、2025年度活動方針及び役員改選について審議します。昨年度は325人が出席し活発な意見交換が行われました。

総会終了後に開催されるフォーラムでは、生産者が気候変動による影響を報告します。パネルディスカッション形式で討論し、それぞれの立場から安心安全な食べ物を作り届けるための工夫などを語り合います。

▲昨年度開催時のようす

対等な関係性から産直を発展

「パルシステム生産者・消費者協議会」は、生産者と消費者、パルシステムの3者による産直推進の協議の場として1990年に設立しました。パルシステムと商品取引のある産地のうち、農畜産物を生産する産地を中心に170産地と、パルシステムグループの11生協および専門会社が正規会員として、水産関連の9産地が賛助会員として加入しています(2025年1月時点)。生産者も消費者も同じ「生活者」である相互の立場を理解し、農産物売買の相反する利害を超えて連携することを目的としています。

パルシステムはこれからも、「つくる」と「たべる」の距離を近づけ、持続可能な生産と消費を目指していきます。

「第36回生消協通常総会」開催概要

【日時】2025年3月5日(水)12:45~16:00
【会場】有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町センタービル12F)
【対象】パルシステム生消協会員産地、パルシステム協力会会員、パルシステムグループ役職員