職員向け料理教室初開催 調理・試食で生産者と交流
2024年11月26日
北海道えりも産昆布をカレーや春巻きで堪能
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:大信政一)の子会社株式会社パルシステム・リレーションズ(本部:新宿区大久保、代表取締役社長:髙橋宏通)は2024年11月21日(木)、キッチンスタジオで水産産直提携産地の生産者による料理教室を開催し職員15人が参加しました。これまで利用者に向けた料理教室は継続して実施してきましたが、職員を対象とするのは初めてです。
昆布は大きく分けて7種類 メーカーから豆知識も
料理教室は、パルシステム提携産地のえりも漁業協同組合(北海道幌泉郡、坂本好則代表理事組合長)と北海道漁業協同組合連合会(北海道札幌市、阿部国雄代表理事会長)の水産製品販売を担う株式会社ぎょれん北光(東京本社:東京都中央区、山谷英生代表取締役社長)の協力で開催しました。えりも漁協からは女性部で構成される「えりも浜の母さん」たちも参加しました。
ぎょれん北光は北海道の漁業や昆布の歴史、7種類の味わいの特徴、生産方法など、えりも漁協は生産地の北海道襟裳岬(えりもみさき)の緑化事業を説明しました。参加者からは温暖化による影響や生産量増加のための工夫など質問が上がり、生産地や昆布への理解を深めました。
元気いっぱい「浜の母さん」たちの料理教室
料理教室は、「えりも浜の母さん」たちから調理方法やコツを聞きながら、昆布やホッキ貝などが入った海鮮カレー、とろろ昆布とかぼちゃの春巻き、刻み昆布入りサラダ、昆布巻きを作りました。できあがった料理は、参加者が浜の母さんたちと一緒にテーブルを囲んで試食しました。試食会では料理の感想を伝え合うとともに、浜の母さんたちから生産者の暮らしや昆布、地元への思いを聞くなど親睦を深めました。参加者からは「昆布巻きが思ったより簡単でした」「昆布やホッキ貝が入ったカレーは初めてです。だしが出ていて美味しい」と好評の声があがりました。
パルシステムでは持続可能な水産業を応援し、商品や産地への理解を深め、生産者と交流できるイベントを継続的に実施しています。「浜の母さん料理教室」は、2013年からパルシステムの配送エリア各地で開催しています。
パルシステムはこれからも、商品の作り手と利用者のつながりを大切にし、持続可能な生産と消費を目指していきます。
えりも漁協について ~昆布で生きる~『北海道えりも産日高昆布』