「パルシステムつくばみらいセンター」開所式を開催 増加する冷凍物流の新施設
2024年7月24日
千葉、福島など東部エリアをカバー
パルシステム連合会(本部・東京都新宿区、理事長・大信政一)は7月23日(火)、茨城県つくばみらい市で「パルシステムつくばみらいセンター」の開所式を開催しました。パルシステムグループの冷凍温度帯専用施設としては2カ所目となり、福島県、茨城県、栃木県、千葉県の東部エリアをカバーします。
太陽光発電や全館LEDなど環境も配慮
つくばみらいセンターは、冷凍管理される商品群を対象に、利用組合員から注文を受けた商品を個人別に仕分ける物流拠点です。同様の施設としては、南大沢センター(東京都八王子市)に続く2件目となります。今後は9月から段階的に稼働を開始し、11月中には本格稼働する予定です。
冷凍食品をめぐってはコロナ禍以降、生活スタイルの変化にともない、需要が高まっています。新センターは、こうした注文増への対応とあわせ、大規模災害発生時のリスク分散などを目的に開設しました。
施設は、福島、茨城、栃木、千葉各県に届ける冷凍商品を利用者別に仕分けます。太陽光発電設備の設置や全館LED照明など環境配慮設備を導入しました。また一部敷地を歩道として開放するほか、内装の一部に東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の間伐材を使用するなど、地域貢献も図っています。
「地域に喜ばれる施設に」
開所式には、パルシステムグループや施工関係者、茨城県やつくばみらい市など地元行政の担当者などが出席しました。冒頭であいさつした理事長の大信政一は「大きな事故なく完成したことに心から感謝します。今後は近隣地域のみなさんにも喜んでもらえる運用を心がけます」とあいさつしました。