手作り工芸品や新鮮野菜おひろめでセンター社員と交流

パルシステムグループの物流を担う株式会社パルライン（本社:東京都江東区、代表取締役社長：太田賜嗣夫）は12月14日（木）12時から14時30分まで、パルシステム熊谷センター（熊谷市樋春）で深谷はばたき特別支援学校（深谷市本田、楠奥佳二校長）の生徒たちの手による工芸品や農作物の社員向け販売会を開催します。生徒自らが社員たちに商品の良さをアピールし、接客しながら交流します。 

日々の学びの成果をおすそ分け

販売会は、宅配商品の個別セットなどを担う熊谷センターで初めての試みです。センターで働く社員が行きかう1階ロビーを会場に、特別支援学校の授業の一環として制作した陶芸や木工、布革製品、学校の畑で育てた野菜などを販売します。

学校教諭の「コロナ禍で日々の学びの成果物の販売先が減ってしまった」との困りごとを受け、熊谷センターでの開催を提案し、同センター内に配送拠点を構えるパルシステム埼玉との連携で実現した販売会です。

センターのセットラインでは、特別支援学校の卒業生たちが日々の業務に欠かせない一員として活躍しています。ふだんから学校との密な連携を欠かさず、相互の困りごとなども共有していることから、新たなイベントの開催につながりました。

センター社員への接客と交流を通じ、生徒たちに将来の職場候補の一つに入れてもらえることも願いつつ販売会を盛り上げます。

販売会開催概要

【開催日時】2023年12月14日（木）12時～14時30分

【開催会場】パルシステム熊谷センター1階ロビー

（埼玉県熊谷市樋春字袋田1223-3）

【販売品】陶芸品、木工品、布革製品、野菜（ブロッコリー、ネギ、さつまいも、白菜など）

特性を「わかりあう」ことで安心できる職場

パルラインは2020年から障がい者雇用マニュアルを全社員に配付し、障がいのある職員を積極的に採用しています。研修なども実施し、同じ職場で働くお互いの状況が「わからない」ことで生まれる不安の解消に努めています。

専門の研修を修了した職場適応援助者「ジョブコーチ」を全12事業所に配置し、雇用定着をサポートしています。さらに社内資格の「ジョブサポーター」取得者は現在200人を超え、「障がい者への理解がある」との意思表示を込めた腕章とバッチを身に着け、障がい者が安心して働けるよう職場内で支えています。

3千人以上が働く社内全体の支援体制のもと、現在は商品やカタログのセットセンターなどで73人の障がい者が活躍しています。

パルシステムグループはこれからも、多様な背景を持つ人たちがお互いをわかりあい、誰もが活躍できる地域づくりを推進していきます。