牛乳産地へ「タオルを贈る運動」 家庭に眠るタオルが酪農生産者を応援します

2016年4月25日

パルシステム連合会は5月2日(月)から13日(金)の2週間、酪農生産者へのメッセージとともに家庭に眠る未使用タオルを募集します。毎年実施している「タオルを贈る運動」は、搾乳前に乳房をぬぐう作業などに使用され、乳牛の乳房炎防止などに役立てられます。

乳房の清拭にタオルは欠かせません

今年で31年目!組合員と酪農生産者をつなぐ運動

パルシステム連合会は1985年から、酪農生産者へ「タオルを贈る運動」に取り組んでいます。酪農生産者は搾乳する際、牛の乳房を清潔にしたり、牛舎や搾乳機械を清掃したり、など大量のタオルを使用します。

一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を酪農の生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。

2015年は63,206枚のタオルが集まりました

組合員から寄せられたタオルとメッセージは、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、埼玉県「酪農家の低脂肪牛乳」、岩手県「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳」)へ寄贈されます。

2015年には63,206枚のタオルと4,721通のメッセージを贈り、これまでに寄贈したタオルの累計枚数は、約223万枚となりました。

31年目を迎えた今年は、5月2日(月)から5月13日(金)にかけて配送の際にタオルとメッセージを回収します。 ご協力をよろしくお願い申し上げます。

おいしい牛乳づくりに欠かせないきれいなタオル

一般的に販売されている牛乳が120~130℃の熱を加える殺菌方法(UHT)に対し、パルシステムの牛乳は本来の味を生かすため、72~75℃(HTST)または65℃(LTLT)と低い温度で時間をかけて殺菌する方法を採用しています。

こうした牛乳を製造するには、細菌数の少ないきれいな生乳が必要です。なお、タオルとメッセージを贈る産地はお選びいただけます。おいしい牛乳づくりを息長く応援し続けるために、今年もぜひご参加ください。

「タオルを贈る運動」募集要領

提出期間
5月2日(月)~13日(金)の2週間
提出方法
4月25日(月)~4月29日(金)にカタログとともに配布されるメッセージ用紙と一緒に、タオルを通い箱に入れてください。
メッセージ用紙をダウンロード(PDF902KB)

※パルシステムからのお願い

タオルは未使用の新品のみ。色は白(牛の乳房をふいているときに出血などが分かるため)がベストですが、色柄物でもかまいません(作業用具の清掃などにも多くのタオルが必要です)

使用済みのタオル、日本手ぬぐい、ハンドタオルは入れないでください(未使用のものを一度洗濯した場合も不可です)

大きさはフェイスタオルぐらいが適当ですが、バスタオルでもかまいません

のし紙や袋はそのままでかまいません

【関連リンク】
パルシステムの商品「こんせん72牛乳」
パルシステムの商品「酪農家の牛乳」
パルシステムの商品「いわて奥中山低温殺菌牛乳」