「ネパール大地震緊急支援カンパ」が1億円を突破! 買い物ついでに助け合う クラウドファンドのかたち

2015年8月5日

ネパールで発生した大地震被害を受けてパルシステムは、緊急支援カンパを呼びかけました。その結果、合計で1億670万315円となりました。買い物するついでに申し込める気軽さが、大きな支援につながっています。ご協力ありがとうございました。

寄せられたカンパ金の活用で子どもたちにも笑顔が戻っています
(提供:シャンティ国際ボランティア会)

子どもたちの生活、学習支援などに活用

4月25日(土)に発生したネパール大地震を受けて、パルシステムでは組合員のみなさんへ被災者を支援するカンパを呼びかけました。その結果、現金とポイント、パルシステム千葉のだ中根店に設置した募金箱をあわせて合計1億670万315円の募金が寄せられました。ご協力ありがとうございました。

寄せられたカンパはすでに、第1次配分として8,282万3,600円を現地で支援活動を展開するNGOなど10団体に寄贈しました。生活に必要な物資の提供や、倒壊した学校の再建、親を亡くした子どもたちの支援などで活用されています。

申込方法は、商品注文同様、注文用紙に記入したり、オンライン上でクリックしたりするだけ。買い物と同時に支援できる気軽さが、大きな支援の輪を生みました。

建設が進む仮設校舎
(提供:シャンティ国際ボランティア会)

 

仮設校舎なら1,900人分の教室に

支援先の団体では、支援の届きにくい地域を重点とした食料や住宅再建の支援、子ども向けのフリースペース設置、子ども向けレクリエーションキットの配布など、それぞれの活動でカンパ金が活用しています。

シャンティ国際ボランティア会では、倒壊した学校に対し、仮設校舎の建設と学習関連用品の提供を行っています。山間部を中心とした被害の大きい地域では、9割以上の学校が倒壊したとのことです。パルシステムに寄せられたカンパ金がすべて仮設校舎建設に充てられた場合、トイレを含めた40人程度が学べる教室が470室程度建設でき、1,900名あまりの児童が学校に通い、学習できる計算になります。

第1次配分の支援先はこちら(各団体の活動内容も紹介。2015年6月16日プレスリリース)