ネパール大地震緊急支援カンパに取り組みます 商品注文と同時に申し込みが可能です

2015年5月1日

4月25日にネパール中部で発生したマグニチュード7.8の大地震は、首都カトマンズを中心に甚大な被害をもたらしています。パルシステムグループでは、被災されたみなさんへのカンパに取り組みます。ご協力をお願い申し上げます。

カトマンズでの被害のようす

7月まで受け付けます

報道などによると、ネパール中部で発生した大地震は、5千人以上の死者を出す甚大な被害となっています。

国連は、ネパールの人口の3割を占める約800万人が被災し、約140万人が食糧の支援を必要としていると発表しました。登山者を含めた山間部の状況は把握できておらず、被害はさらに大きくなることが予想されます。

これを受け、パルシステムグループでは、被災者支援を目的とした募金活動に取り組むこととしました。注文用紙かインターネット注文サイトで、商品の注文といっしょに申し込み番号と口数を書き込めば、カンパすることができます。

カンパは、7月5回注文(注文書提出期間:7月20日(月)~7月24日(金))まで受け付けます。

寄せられたカンパ金は、ネパールで支援活動を展開するNGO、NPOにお送りします。

現地からの報告

迫る雨季 衛生環境悪化も

ネパール第2の都市で震源地に近いポカラと首都カトマンズを結ぶ道路は、車両の通行が可能な状況ですが、地方部へ支援物資の供給が大幅に遅れています。また、倒壊を免れた家も耐震強度が著しく低下しているため、多くの住民は倒壊の危険を避けるため、屋外に待避しています。

水を確保するために井戸を使用していますが、濁っており生活用水として使用するにしても望ましくない状況で、今後、衛生環境の悪化も懸念されます。

現地は、これから雨季を迎えるため、応急的処置として家を失った人々が雨露をしのぐためのシェルターキットや、倒壊を免れた家屋の一部修繕のためにブルーシートの必要性が高まることが予想されます。また、山間部は、地盤がもろくなっている可能性があるため、人々をより安全な場所に避難させることも必要です。

――ピースボート災害ボランテイアセンターからの情報提供より