第1回「食品産業もったいない大賞」で審査委員長賞を受賞 組合員と生産者の「もったいない」が評価

2014年3月27日

パルシステム連合会は3月26日(水)、第1回「食品産業もったいない大賞」で審査委員会委員長賞を受賞しました。産直食材を無駄なく加工した食品の開発や、飼料用米の活用、組合員のみなさんとの情報共有などを展開する「もったいないプロジェクト」が評価されました。

食品産業もったいない大賞は、食品ロス削減を目的に政府がスタートさせた「食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSSプロジェクト)」の一環として実施するものです。食品ロスだけでなく、エネルギーの有効利用、運送システムの効率化、消費者との連携など幅広い活動を対象とし、地球温暖化対策や省エネルギーの促進に寄与する活動が表彰されました。

日本型畜産、商品開発など多様な取り組み

受賞者のみなさんで記念撮影

パルシステム連合会は、「パルシステム100万人の食づくり・もったいないプロジェクト」が評価され「食品産業もったいない大賞審査委員会委員長賞」を受賞しました。飼料用米やパン工場での副産物を活用する日本型畜産や、廃棄割合を削減した「茎が長めのブロッコリー」といった商品開発、組合員のみなさんから「くらしの知恵」を募ったくらし直し活動などが評価されました。

審査委員会は「消費者を巻き込んだ多種多様な取り組みを展開している。取り組みの規模も大きく、その取り組みが消費者に受け入れられ継続している点などを評価した」としています。

表彰式は3月26日(水)、東京・千代田区のイイノホールで開催され、パルシステム連合会の高橋宏通事業広報部長が表彰状を受け取りました。また、パルシステムと連携して食品ロスになりそうな商品を生活困窮者支援に活用しているNPO法人フードバンク山梨も同賞を受賞しました。

 

【関連リンク】
「もったいない」から考える、パルシステムのお買い物術(前編:食品産業の視点から)
もったいないプロジェクト
食品ロス削減国民運動関連情報(農林水産省)