パルシステムのエネルギー関連活動2013年まとめ 意見提出や集会などで脱原発を呼びかけました

2014年1月31日

パルシステムグループは2012年に「パルシステムのエネルギー政策」を制定して以降、エネルギーをめぐる国内外の実情を学習し、そのあり方を考えています。2013年に実施した主な活動を報告します。

「減らす」「止める」「切り替える」エネルギー政策

2013年6月に行われた「つながろうフクシマ!さようなら原発集会」

パルシステムグループは2012年、「使用エネルギーを【減らす】」「原子力発電の稼働を【止める】」「再生可能エネルギーへ【切り替える】」をキーワードとした「パルシステムのエネルギー政策」を制定しました。

東京電力福島第一原子力発電所での事故発生から、もうすぐ3年が経過しようとしています。しかし、福島県では現在もなお13万8,110名のみなさんが避難生活を余儀なくされており(※)、多くのみなさんが事故前のやすらかな生活を取り戻せていません。 ※2014年1月30日(木)福島県災害対策本部発表資料による

パルシステムでは、こうした取り返しのつかない被害をもたらした原発事故を深く受け止め「子どもや孫を含む未来の世代に負担を掛けてはいけない、地球を壊してはならない、何よりも生命の営みを大切にしよう」「脱原発を選択して再生可能エネルギーに大きくシフトしよう」などの基本的立場を確認。生活者がエネルギーを選択できる社会の実現を目指しています。

パルシステムのエネルギー政策と2013年に実施した主な活動は、以下のとおりです。

パルシステムのエネルギー政策

○政府、自治体への意見提出

「エネルギー基本計画に対する意見」へパブリックコメントを提出 国民的議論のないままの策定は拙速です(2013年12月27日 プレスリリース)

「原発事故被害者の救済を求める国会請願行動」を実施 原発事故から子どもとくらしを守ろう(2013年11月15日 ニュース)

政府へ「原発事故子ども・被災者支援法」への意見を提出 施策の充実と復興庁の役割発揮を求めます(2013年9月20日 プレスリリース)

神奈川県議会議長へ省エネ・再エネ条例署名を提出(パルシステム神奈川ゆめコープ)

○エネルギー問題をめぐる集会、学習

12/1(日)YMCAアジア青少年センターで阻止ネットフォーラム開催 六ヶ所再処理工場と核のゴミ問題を考える(2013年11月8日 プレスリリース)

「さようなら原発大集会in亀戸」開催 再び原発ゼロ もう再稼働させない!(2013年9月17日 ニュース)

「6.2つながろうフクシマ!さようなら原発集会」開催 多くの犠牲生む原発はいらない!(2013年6月5日 ニュース)

鎌田慧氏招き映画「シェーナウの想い」上映 地域で、自分で選べるエネルギーを(2013年5月17日 ニュース)

「阻止ネット・フォーラム脱原発へ向かう政治を地域から!」開催 脱原発を実現するためになにをすべきか(2013年4月26日 ニュース)

学習会「『原発事故子供被災者支援法』と現状」を開催 放射能被害から子どもを守りたい(2013年4月17日 ニュース)

「さようなら原発大集会」「市民のつどいピースオンアース」に参加 震災から2年「あのとき」を忘れない(2013年3月21日 ニュース)

○ポスターや映画の制作、支援

「パルシステムのエネルギー政策」ポスター 最優秀作品の表彰式が行われました(2013年8月28日 エネルギー政策ニュース)

パルシステムが来春公開予定「選択の時ofJapan」の製作に協力 次世代へつなげるエネルギーとは(2013年7月16日 ニュース)

○再生可能エネルギーの導入、実践

2013年度地域づくり基金の<公募>助成先が決定 日本の農林漁業の発展、持続可能な地域づくりを応援(2014年1月10日プレスリリース)

2013年4月~10月までの再生可能エネルギー購入量は234万kWh! 新たに小水力発電による電力供給源を加え、新電力事業を拡大します(パルシステム東京)

パルシステム茨城みとセンター太陽光発電完成披露式 エネルギーの地産地消へ小さな一歩(2013年8月14日 エネルギー政策ニュース)

杉戸センターで太陽光発電設備竣工式典を開催 再生可能エネルギー導入の第一歩(2013年4月23日 ニュース)

パルシステム東京が16事業所の電力を再生可能エネルギーに(2013年4月23日 エネルギー政策ニュース)

パルシステム福島で太陽光発電稼働中!(2013年3月26日 エネルギー政策ニュース)

また、パルシステムでは、3月8日(土)、9日(日)、11日(火)に東京・千代田区の日比谷公園で開催される「311東日本大震災市民のつどいピース・オン・アース」を今年も応援します。

詳細は以下をご覧ください。
「脱原発」への願いを一人ひとりの行動で示そう!