●ここがうれしい！ 「汁かけごはん」

おかずを汁ごと無駄なくおいしく食べられる
海外では、おかずとごはんがいっしょに皿に盛られるのはよくあること。ごはんにからめて、素材の味がしみ出た「汁」を最後まで楽しめます。

手軽にしっかり栄養補給
ごはんも他の食材も、リズミカル（軽やか）に食べられます。子どもの食がすすまない時には卵入りのスープやあんをごはんにかけたことも。

献立～片付けまでラクチン
ごはん＋汁＋おかずがひと皿で済むので、献立を考えるのも洗い物も（ごはんもこびりつかず）ラクチン！

●おいしくて助かる「汁かけごはん」のコツ

コツ１：ごはんに「具材（おかず）」をのっけて、汁をかける
まずは「ごはんにのせたい具材」を考えましょう。ごはん＋具材＋汁＋味変…と、何通りも楽しめるのが魅力。

【唐揚げ茶漬け】

• おすすめはわかめごはん。香りと歯ざわりのよいみつ葉を添えて、緑茶をかける
• 好みで梅干しを加えても

【ふわっと卵焼き汁かけ】

• 塩少々を加えた卵を熱したフライパンに割り入れ、外側から集めるように大きく混ぜる
• 白ごま、かつおぶし、好みできざんだぬか漬けを添えて、便利つゆを薄めた簡単だし汁をかける

【担々豆乳汁かけ】

• 豚肉そぼろ（酒+しょうゆ+みりんで味付け）、ブロッコリーの新芽、好みで豆板醤をのせる
• 豆乳に便利つゆと白すりごまを加えたスープ
• しょうがの佃煮を入れても

コツ２：夏は香味＆冷たい汁でさっぱりと
大葉、みょうが、ハーブ類などの香味野菜は、添える以外にも、ごはんに混ぜると風味がアップ。汁は、冷たい麦茶もいいですよ！

【ササミとオクラのぽん酢あえ汁かけ】

• ゆでたササミとオクラをぽん酢であえてのせ、緑茶をかける
• 塩昆布でうまみと食感をプラス。みょうがも合う

 

ひと工夫★夏の万能調味料「香味みそ」

材料（作りやすい量）……みそ100g／しょうが1片／ねぎ10cm分／にんにく1片／みょうが1個／大葉4枚（みそ、香味野菜の種類は好みでどうぞ）
香味野菜をきざんでみそに混ぜるだけ！ 汁かけごはんのほか、みそ汁、炒め物、そうめんのつゆにも使えます。

【香味みそで冷や汁風】

• くずし豆腐、しらす、塩もみきゅうり、すりごま、みょうが、香味みそをのせる
• 便利つゆを薄めた簡単だし汁や冷たいお茶をかける

【香味みそ+トマトとツナの汁かけ】

• トマトをオリーブオイルと塩であえ、ツナを缶汁ごと、香味みそをのせる
• 鶏ガラスープの素、コンソメを薄く溶いたスープをかける

【香味みそ+豚しゃぶののっけ汁かけ】

• ゆでた豚肉（薄めた便利つゆやぽん酢で味付け）、香味みそをのせ、葉ねぎ、のりを添える
• 薄めのだし汁や冷たいお茶をかける

 

ひと工夫★味と食感にアクセントをプラス

味のメリハリがつくものやカリカリ・サクサク食感のものをトッピングするのがおすすめ。途中で加えて味変するのも楽しい！

ピクルス（甘酢漬け）、しょうがの佃煮、ぬか漬け、梅干し など

塩昆布、昆布佃煮、高菜、キムチ、ザーサイ、なめたけ、海苔、韓国海苔 など

ねぎ、みょうが、みつば、大葉、香味みそ など

わさび、ゆずこしょう、コチュジャン など

ぜひみなさん、「汁かけごはん」を自由に楽しんでくださいね！