徳島県「鳴門産カットわかめ」 産直提携調印式を開催

2020年2月26日

パルシステム連合会は2月17日(月)、徳島県鳴門市の「賀川豊彦記念館」にて「鳴門産カットわかめ」の産直提携調印式を開催しました。徳島県鳴門わかめ協同組合、(株)阿波市場、パルシステム連合会の三者で協定書に調印を行い、環境にやさしく持続可能な商品づくりを進めていくことを確認しました。

「鳴門産カットわかめ」の産直提携

(株)阿波市場の上野伸介代表取締役は「『鳴門産カットわかめ』の商品化から11年目にしてようやく産直提携という新たな一歩を踏み出せました。これからも組合員に喜ばれる商品を供給していきたい」と抱負を語りました。生産者を代表して、徳島県鳴門わかめ協同組合の金磯博文代表理事組合長は「他との差別化が図れる商品。組合員のみなさんに伝えてほしい」とコメントし、自信をのぞかせました。

右から上野代表取締役、金磯代表理事組合長、当会商品開発副本部長・西田隆

浜の清掃活動も定期的に実施

調印式と合わせて、北灘漁協を訪問し環境保全、資源循環の取り組みについて視察しました。漁協では、従来廃棄していたわかめの根の部位を、肥料として再資源化する試みを地元農家と協力し研究開発しています。また生産者や(株)阿波市場の従業員が定期的に行っている一次処理工場前の櫛木浜の清掃活動(ゴミ拾い)を、調印式参加者と合同で実施しました。

「鳴門産カットわかめ」は、近い将来、パルシステムのオリジナル(PB)商品としての供給をめざし、生産者と組合員のつながりを一層深めていきます。

櫛木浜で清掃活動を行いました