北海道地震で被害 「こんせん72牛乳」産地に組合員メッセージを贈呈

2018年12月14日

今年9月に発生した北海道胆振東部地震と、それに伴う停電で、パルシステムのオリジナル商品「こんせん72牛乳」を生産する酪農家のみなさんが、大きな被害を受けました。パルシステムでは今秋、各会員生協で開催した商品展示会8会場で、産地への寄せ書きメッセージを募りました。12月5日(水)に釧路地区JA女性部研修会が行われた機会に、パルシステム連合会・江川淳産直部長が訪問して、寄せ書きメッセージの贈呈式を行いました。

パルシステムの商品|こんせん72牛乳

産地に寄せられた、たくさんの想い

贈呈式では、パルシステムに寄せられた組合員の声を紹介し、JA釧路地区女性協議会の新井功仁恵会長に、寄せ書きメッセージ3枚を手渡しました。

「いつもおいしい牛乳をありがとう」。新井会長(右)に江川産直部長(左)からメッセージを手渡し

組合員から寄せられたメッセージ(一例)

「こんせん72牛乳が大好きです。欠品とのことで、産地のみなさんの安否が心配になりました。生産者の方、牛さんたち、大丈夫なのでしょうか? まずは身の安全を守っていただきたいです。そしていつでも再出荷を楽しみにしています」

「家族全員、こんせんくんの牛乳が大好きで、毎回注文しています。この度の北海道の地震、酪農家のみなさんのお気持ちを考えると胸が痛みます。心から応援しています。北海道、がんばって!」

閉会の挨拶では、同協議会の大畑礼子監事より「地震の際には、乳房炎などで牛4頭を失い、打ちのめされたような気持ちになりました。そのような時に、産地のことを心から案じてくれる、たくさんのパルシステム組合員がいると分かり、うるっとしました」。「最近になって、ようやく乳量が回復してきました。これからも組合員のことを想い、生産に励みたいです」とお礼の言葉がありました。