商品検査センターがリニューアルオープン 「親子実験教室」を開催しました

2018年7月31日

パルシステムの商品検査センターが、新しくなりました。エントランスや見学通路カウンターには間伐材を使用し、体験スペースを中心に、検査のようすを見学できるよう、各検査室を配置しています。

白衣を着たこんせんくんが迎えてくれます

今回の「親子実験教室」は今後、商品検査センターで見学・学習を実施していくためのトライアル企画として、当会職員の子どもたちを中心に募集しました。7月24日(火)に小学1年生から5年生までの11人が参加し、開催しました。当日は商品検査センターの職員が講師となり、職員が制作したテキストをもとに、参加した子どもたちは2時間で2つの実験プログラムを学びました。

商品検査センターの仕事が一目瞭然

まず初めに、アレルゲン検査、微生物検査、残留薬剤検査、放射能検査などの各検査室を見学しました。組合員のみなさんに安全・安心な商品を供給するために、どのようなチェックがなされているか、検査の流れを確認しました。

さまざまな検査を窓越しに見学

ひとつめの実験では、ペットボトルを使って顕微鏡を手づくりしました。錐(きり)でペットボトルのふたに小さな穴を開け、ガラス玉を埋め込み、塩やグラニュー糖のほか、玉ねぎの皮を染色するなどして、結晶や細胞の観察をしました。また使い方を学びながら本物の顕微鏡も操作し、「見え方」を比較しました。

明るい方向に傾けて結晶などを観察

次に「手を洗うって大事」として、蛍光剤などが配合された液体チェッカーを両手に刷り込み、手洗い前後の汚れの残り具合を確認し、正しい手洗いを学びました。

参加した子どもたちからは「顕微鏡を作るのはちょっと難しかったけど、おもしろかった」「手が汚れていてびっくりした。これからはちゃんと石けんで洗おうと思う」といった声が聞かれました。

来年度以降は、地域社会貢献活動の一環として、組合員を中心に広く参加を募っての開催を予定しています。

パルシステムにできること 商品検査センター