「ほんもの実感!」くらしづくりアクション感謝の集いを開催 「選ぶ」が社会を変える

2017年3月15日

商品を通じてつながりをつくる

組合員、メーカーなどで満員の会場

組合員、メーカーなどで満員の会場

今年で3年目を迎える「ほんもの実感!」くらしづくりアクションは、「消費者一人ひとりの“選択”こそが世の中を変える力を持つ」という呼びかけのもと、パルシステムの「商品づくりの基本」に沿って作られた商品(=ほんもの)の利用を広げる運動です。今年度もパルシステムを体現しているPB商品や、産直原料使用商品、組合員開発商品を中心とした学習会を重ね、商品のよさを職員と組合員がともに、広く伝える取り組みを行いました。

“選ぶ”で変わる 「ほんもの実感!」くらしづくりアクション

商品づくりの考え方

2月26日(日)に東京・港区のホテルJALシティ田町で「ほんもの実感!」くらしづくりアクション感謝の集いを開催し、関係者で1年間の成果を共有しました。パルシステムグループ役職員、組合員、取引先メーカー、生産者など185名(取引先・生産者60名、会員生協・子会社・協力会社85名、連合会40名)が参加しました。

成果を共有し、感謝状を贈呈しました

成果を共有し、感謝状を贈呈しました

パルシステム連合会・原秀一専務理事は「ほんもの実感!」の取り組みを「今の社会は一人ひとりが孤立しがちです。商品を通じて、作り手と消費者がつながり社会を変えていく、大きな運動であると考えます」と話しました。配送職員や組合員を中心とした対象商品の学習会には、1月末までに約1万2千人の参加がありました。またインターネットで実施している商品の開発・改善アンケートには約12万件の組合員の声が寄せられ、今後の商品づくりに生かされます。

対象商品を使った料理を味わいました

対象商品を使った料理を味わいました

PB化粧品のアクアブリエシリーズなどを担当している株式会社ジャパンビューティプロダクツ・根岸里歌さんは「組合員のみなさんは、商品の良さを実感すると自ら周りに伝えてくれました」と各地で開催したメイク講習会で「組合員の口コミの力」を目の当たりにしたと報告。「さらに多くの方と化粧品でもつながれるように努めていきたい」と今後の抱負を語りました。

より一層の団結力を

式中には、対象商品を材料にした料理を囲み、運動の広がりに貢献した会員生協のセンターや、取引先であるメーカーへの感謝状の贈呈、また具体的な取り組み事例について報告がありました。パルシステム連合会・高橋宏通広報本部長は「2017年度はさらに団結を高めて、より組合員のくらしに貢献し、社会に役立つ商品づくりを進めていきましょう」と呼びかけ、会場からの大きな拍手で締めくくられました。