パルシステムオリジナル商品「北海道野付のいくらしょうゆ漬け」を発売 産直いくらの生命力が詰まった味をお試しあれ
2010年10月12日
パルシステム連合会は10月18日(月)から、パルシステムオリジナル商品「北海道野付のいくらしょうゆ漬け」を発売します。産直産地、北海道野付産のいくらを薄味のしょうゆ漬けにしました。ぷちっとした食感と豊かな風味が味わえます。
薄味のしょうゆ漬けにしました
パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,947億円/会員生協の組合員総数126.9万人)が10月18日(月)から注文受付を開始する「北海道野付のいくらしょうゆ漬け」は、北海道野付半島沖で漁獲した秋鮭の卵をしょうゆ漬けにしました。
いくらは北海道野付産、加工も産直産地で「コア・フード野付のほたて」などでおなじみの北海道野付漁業協同組合の直営工場で加工しています。薄味のしょうゆ漬けとし、ぷちっとした食感と風味豊かないくらが味わえます。
海と山の資源循環に取り組む野付漁協
野付漁協とパルシステムは、植樹を通じて森を作り、海を豊かにし、資源をまもる活動に1988年から取り組んでいます。2001年には北海道漁業協同組合連合会を加えた3者により「海を守るふーどの森づくり野付植樹協議会」を設立。植樹活動を通じた海洋資源の保全活動や、生協組合員と産地生産者との交流活動を行っています。
植樹活動は、組合員が産地を訪れる産直ツアーを2000年からスタートさせ、11年間で5,060本を植樹しました。植樹された「コープの森」では泉が湧き出るなど、少しずつ成果が現れています。
2001年から各地で開催している「浜の母さん料理教室」は、交流活動の一環として漁協女性部のみなさんを講師に迎え、組合員からも高い人気となっています。
年間500本分をめざす「植樹」プロジェクト
パルシステムでは、2010年度の「100万人の食づくり」運動で展開している「プロジェクト11」の1つに「植樹」プロジェクトを設置しました。商品を利用した代金の一部が、植樹を中心とした野付の山と海を守る活動にあてられます。今年度も、500本を目標に利用を呼びかけています。
商品概要
商品名 | 北海道野付のいくらしょうゆ漬け |
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規格 | 40g×2個 |
お届け温度 | 冷凍 |
賞味期間 | 180日間 |
価格 | 680円(本体648円) |
発売開始 | 2010年10月4回企画(注文受付10月18日~22日)より |
商品取り扱い | パルシステムグループ10生協(1都8県) ※生協は加入してご利用いただけます。 |
【参考】
●海を守る植樹運動
北海道の東端、野付半島と北方領土国後島に挟まれた野付水道海域は、冬の流氷がもたらすプランクトンにより、良好な海洋生物の生育域となっています。ただし、豊かな海であっても天然資源は無限ではありません。一時は年々漁獲量が減少し、野付、別海、湾中、根室、歯舞の5漁協では、1974年から5年間にわたり一斉禁漁を余儀なくされたこともありました。この経験から漁民の間で生まれたのが「育てる漁業」です。資源量の調査から天敵駆除、稚貝放流など「資源管理型漁業」を行っています。
森林は、海水温度調節や土砂の流入を防ぐだけでなく、枯葉などの腐食でつくられる栄養分が海に流れ込むことで、魚の餌であるプランクトンを増やします。野付漁協では、婦人部を中心として1989年より「海と川と森はひとつ。」「100年かけて100年前の海を取り戻そう」を合言葉に、野付湾に流れ込む川の両岸への植樹活動を行っています。
パルシステム連合会では2000年から毎年、植樹活動を行っています。野付漁協、別海町森林組合が協力し、別海町内の野付漁協所有地(0.6ヘクタール)に「コープの森」を作り、白樺の木を中心に植樹してきました。
●海を守るふーどの森づくり野付植樹協議会
・パルシステム連合会、野付漁協、北海道漁連三者が提携し、資源循環型漁業の発展と都市と漁村の人的交流などを目的に2001年6月、「海を守るふーどの森づくり基本協定」を締結し、それに基づき協議会を設立しました。
・三者はパルシステムのトップブランド『the ふーど』の産地である野付で森をつくるための植樹活動を行い、地球環境と生命の源である海を守り、豊かにすることを目的としています。。
・三者の具体的な事業として、(1)苗木の購入と植樹活動を行う (2)植樹した樹木の管理を行う (3)その活動を三者とともに町および森林組合等の協力の下に実施する (4)交流をはじめとしたその他必要な活動を行う (5)資源循環型水産物と産直加工品の生産の推進を行う――ことを掲げています。
【関連リンク】
産直いきいきコミュニティ「植樹」プロジェクト
「植樹」プロジェクト関連商品
社会貢献活動レポート「北の大地に育つ『コープの森』」