しあわせの経済国際フォーラム2019に登壇 テーマは「ローカルフード」

2019年11月14日

11月9日(土)~10日(日)の2日間、神奈川県・明治学院大学横浜キャンパスにて、「しあわせの経済国際フォーラム2019in横浜戸塚」が開催されました。

分科会「本物のローカルフードを守れ!」参加者のみなさんとともに

本フォーラムは、「人間と生態系の健康的で豊かな関係性を探求する『しあわせの経済』について学びを深め、お互いの活動をたたえあう」ことを目的に開催されています。3年目となる今回も、世界中からさまざまな団体・人が参加して事例共有が行われました。

「八丁味噌」を事例に、食にまつわる現状を意見交換

パルシステムでは、9日(土)に映画「たねと私の旅」を上映し、たねにまつわる仕事をしている吉森弘子さん(たねと食とひと@フォーラム 共同代表)と、小林宙さん(鶴頸種苗流通プロモーションを起業した高校生)によるゲストトークを行いました。

10日(日)には、ノンフィクション作家の島村菜津さんらが登壇し、「本物のローカルフードを守れ!」と題した分科会を企画しました。愛知県岡崎市の城下町で江戸時代から造り続けられてきた「八丁味噌」を事例に、地域社会や環境問題など、食にまつわる現状についてディスカッションしました。

両日ともに多くの地域から多世代が集い、ラウンジや広場で開催されたマルシェも、大いににぎわいました。

ディスカッションのようす。会場からも、たくさんの質問や意見が飛び交いました

マルシェのパルシステムブースでは小林宙さん(右から3人目)の著作や、八丁味噌を使った加工品などを販売

「しあわせの経済」国際フォーラム2019公式サイト

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