2/11(月)小田原で「手作り梅干し交流品評会」を開催 梅生産者と梅干しの作り手が梅干しで語る梅づくし

2013年1月25日

パルシステム連合会は2月11日(月・祝)、小田原市の梅の里センターで「第7回梅干し交流品評会」を開催します。今年は98点の応募が寄せられ、1次選考を経て入選25点が選ばれました。当日は梅干しを漬けた組合員と家族を招き、産地の生産者と交流しながら各賞を決めます。

25家族を小田原の梅生産地へ招待

「パルシステム手作り梅干し交流品評会」は、今回で7回目を迎えます。2012年12月に組合員から漬けあがった梅干しを募集したところ、98点の応募が寄せられました。1月11日(金)に行われた1次選考会では、産直産地の生産者やパルシステム職員など関係者が審査しました。

審査員は、バラエティ豊かな応募作のなかから「味」や「見た目」などの梅干しの仕上がりだけでなく、梅干づくりへの思いやエピソードなども含めて総合的に評価し、25点が選出されました。

今回は、パルシステムの委託配送会社、株式会社ロジカルが交流品評会への出品を目指して「パルシステム配送センター対抗手作り梅干し選手権」を実施しました。パルシステムの12配送センターと本部をあわせた計13事業所で、職員による梅干し作りが行われました。

パルシステム配送センター対抗手作り梅干し選手権

1次選考の様子

1次選考の様子

生産者、つくり手同士が交流します

交流品評会は2月11日(月・祝)、パルシステムの梅の産直産地、ジョイファーム小田原(神奈川県)の地元、小田原市梅の里センターにて開催します。最終選考会に選ばれた梅干しのつくり手25家族を招待し、梅の産地ジョイファーム小田原と大紀コープファーム(奈良県)の生産者などが集まって大賞、部門別優秀賞などを決定します。

さらに当日は、梅干しに関する質問や話を楽しみながら交流を深める昼食会や、この時期開催されている小田原市の「梅まつり」も見学し、梅にまつわる地域や人、食文化など物語に触れ、審査員である梅生産者らと交流を楽しみながら最終審査および表彰を行います。

第7回 手作り梅干し交流品評会 最終選考会

日時:
2013年2月11日(月・祝)10:40~15:00(予定)
場所:
小田原市梅の里センター
(神奈川県小田原市曽我別所807-17、JR御殿場線「下曽我駅」すぐ)

スケジュール

10:10 受付開始
10:40 開会、審査員紹介
11:00 出品者自己紹介、交流品評会
13:20 小田原「梅まつり」見学
14:20 表彰式
15:00 閉会

1次審査のもよう

1次審査は1月11日(金)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部にて行われました。審査は、梅の産直産地からジョイファーム小田原の穂坂和昭さん、大紀コープファームの和田尚久さんなどを招き、パルシステム連合会職員を加えて行いました。

審査員は午前10時から午後4時までかけて、見た目や食感、味を1つひとつ丁寧にチェックし、梅干しとともに寄せられたプロフィールも熱心に読んでいました。生産者の穂坂さんは「年々レベルが向上し、審査が難しくなっています。応募された梅干しによって、生産者も『こういう梅のほうが漬けやすいのかな』などフィードバックしています。梅の作り手として、梅干しの作り手のみなさんとあうのが楽しみです」と話しました。

パルシステムの梅干し作り応援

パルシステムでは、梅干しやみそなどを家庭で作る手作り料理を呼びかけています。その一環として毎年6月には、商品カタログやインターネットサイトを通じて「手作り梅干し」を組合員に提案しています。

梅や塩、もみしそといった梅干しづくりに欠かせない材料を商品として企画するだけでなく、ウェブコンテンツ「梅フェス。2012」や梅の生産者やベテラン組合員による「梅干し電話相談」などを通じて、初心者でも梅干しが漬けられるよう情報提供しています。

【関連リンク】

おいしい手づくりコミュニティ「梅フェス。2012」