無料電話相談が半年で859件に 協同の力で暮らしの課題を解決〔くらしサポート・ウィズ〕
2026年11月6日
一人ひとりに寄り添う対話
パルシステム連合会(本部:東京都新宿区、理事長:渋澤温之)が正会員として活動する一般社団法人くらしサポート・ウィズ(同、理事長:渡邊たかし)はこのたび、2026年度上期の無料・匿名電話相談「くらしの相談ダイヤル」で、859件の相談を受け付けたことを発表しました。AIによる相談の慣習が広がるなかでも、相談者の立場に寄り添い、的確な情報提供や専門機関などへの連携を図り、一人ひとりの課題解決や不安の解消につなげました。
住まい確保の悩みが突出
859件の電話相談は、10代から90代までの幅広い世代から受け付け、50代が36.4%で、60、70、40代が約15%となりました。相談者のうちパルシステムの利用者は約半数で、全国各地からの相談に対応しました。約8割が女性で、パルシステム利用者からは離婚問題を含む夫婦関係の相談が最も多く、次いで相続や人間関係などのキーワードが上位となりました。
利用者以外からの相談は、住まいの確保や精神疾患、親族の問題などが多くなりました。生活保護や貧困、メンタルの課題を抱える人が居住支援団体につながるケースが多いため、連携団体からの紹介などもあり、住まいの相談が突出する結果となりました。

▲相談内容キーワード件数
利用者対象の弁護士法律相談も
相談事業は、くらしサポート・ウィズの前身組織「生活サポート生活協同組合・東京」が2009年、パルシステム連合会の委託事業として開始しました。当時課題となっていたリーマンショックによる多重債務者救済などの相談から始まり、離婚やドメスティックバイオレンス、職場のハラスメントや家族間の問題まで幅広い暮らしの課題に対応しています。つながりと助け合いを大切にする生協として、1人ひとりに寄り添う対話を通じて人びとの暮らしの向上を目指してきました。
平日の月曜から金曜日の10時から16時半まで、誰でも通話料の負担のみで相談ができ、社会福祉士や精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなどの資格を持った相談員が対応します。15分程度の通話の中で、相談者自身の気持ちの整理に寄り添い、必要とする情報を提供します。介護の課題など適切な支援が必要な場合は、地域包括支援センターを紹介するなど、専門機関にもつなげています。
相談者から寄せられる多様な課題は、相談員同士で対応の共有や振り返りをすることで、より適切な情報提供や専門機関との連携につながるよう、相談の質向上に努めています。
離婚や相続など、弁護士への相談が必要な案件には、パルシステムの利用者限定で月1~2回で開催する「法律相談」で対応しています。先着順の事前受け付け制で、こちらも通話料のみで相談できます。
▼くらしの相談ダイヤル紹介動画
| 「くらしの相談ダイヤル」概要
【電話番号】03-6205-6720 |

パルシステムはこれからも、多様な立場の人たちに寄り添い、誰もが安心して暮らしていける地域社会を目指します。