日本食育学会で全国の生協が表彰されました

2017年5月23日

日本食育学会の第5回総会が5月13日(土)、松山市の愛媛大学で開催され、初めて設置された「実践賞」に全国の生協による食育活動が選ばれました。表彰式では、日本生協連の和田寿昭専務理事が出席し、活動事例などを紹介しました。

表彰状を受け取る日本生協連の和田専務理事

表彰状を受け取る日本生協連の和田専務理事

産直交流などの取り組みを評価

一般社団法人日本食育学会は2006年、前年に成立した食育基本法をはじめ食育に対する社会的関心の高まりを受け、食育に関する学際的研究と実践的な食育活動のあり方の提示を目的に設立しました。

表彰制度は今年初めて設けられました。第1回目の「実践賞」として全国の生協における食育活動が評価され、代表して日本生協連が受賞することとなりました。授賞式には、日本生協連から和田寿昭専務理事が出席し賞状が授与されました。

受賞者あいさつとして全国で取り組まれている生協の食育活動を紹介した和田専務理事は、年間2,500回、6万人におよぶ産直交流を例に挙げ「生協は、全国最大の消費者組織として設立以来、子どもたちに安全、安心な食品を求め、活動してきました。近年は、社会環境の変化から高齢者の食も大きな課題になってきています。これからも産直交流活動などを通じて、食べることの楽しさを伝え、生活の協同によるくらしの向上をめざしていきます」と話しました。

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