2025年度「地域づくり基金」助成団体募集
2025年8月1日
持続可能な地域づくりと日本の農林水産業を応援
パルシステムと関りある団体の事業を助成
パルシステム連合会は、組合員の商品やサービスの利用により生まれる剰余金を「地域づくり基金」として積み立て、グループ生協と連携する生産者やメーカー、地域活動団体の事業を資金面で応援します。
助成活動は2000年に開始し、農林水産業の発展や資源循環型社会の推進を目的として活動する団体を中心に支援してきました。2011年の東日本大震災以降は、被災した産直産地や取引先も対象に加え、復興支援や放射能被害対策にも役立てました。現在は、大規模災害による被災地域の復興や農林水産業の発展を支援する活動、地域の環境保全活動などに助成しています。
助成申請受付は9月30日まで2カ月間
「地域づくり基金」運営委員会(委員長:大平真紀子・パルシステム群馬理事長)は、以下の分野を助成対象とし、パルシステムと関連がある団体から助成申請を募集します。
助成対象分野
(1)大規模災害の被災地域の復興を支援する事業
(2)食と農をつなぎ、農山漁村地域の活性化と日本の農林水産業の発展を支援する活動
(3)環境保全及び資源循環型社会づくりを支援する事業
(4)再生可能エネルギーの推進に向けた活動
(5)国内の農林水産業における原発事故を原因とした放射能汚染低減の取り組みを支援する活動
(6)フェアトレードの推進を支援する活動
(7)その他農福連携を含む当基金の目的に照らし、運営委員会が適当と判断した事業活動
助成申請を受けた団体の事業は、「地域づくり基金」運営委員会が選考します。結果は2026年2月上旬、応募があった全ての団体へ通知し、3月中に助成金に給付する予定です。
~関連情報~
2024年度助成採択団体
■NPO法人おにの家(埼玉)
就労継続支援B型事業所「おにっこハウス」を拠点に、ハンディのある人もない人も共に働けるノーマライゼーション社会を目指し、地域に根差して活動しています。基金により導入した車両は、同法人が運営する養鶏場への職員送迎や、鶏卵や自家製味噌の配達のために活用されています。

▲助成金を活用し購入した車両

活動事例紹介
■かごしま有機生産組合(鹿児島県)
有機農業がつくるこの地の未来
