共生の社会づくりに向け明文化 「パルシステム人権方針」策定

2025年7月25日

カスハラ基本方針あわせ人権尊重

パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:渋澤温之)はこのたび、「パルシステム人権方針」と「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定しました。生活協同組合としての事業と活動に関わる全ての人たちの人権を尊重することを明文化し、理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の実現に向け、教育や実践を推進します。

「わかりあう」社会と職場づくり

「パルシステム人権方針」は、人権の尊重を事業と活動の基礎とする基本姿勢を示します。全ての役職員に適用し、取引先やステークホルダーとの協働により理解と認識を広げるため、教育と実践を推進することなどを明文化しました。人権に関する重点課題の特定や予防に向けた情報開示とコミュニケーションの強化、課題解決の体制整備を図ります。

「カスタマーハラスメントに対する基本方針」は、全ての役職員の人権が尊重され、安心して働ける職場づくりを推進するため策定しました。職場環境の整備により、役職員は行動規範に基づき利用者に真摯に対応し、全ての人が立場を超え理解し合える社会づくりを目指します。

方針全文はこちらから閲覧できます。

生産と消費の信頼関係で築く持続可能な社会

パルシステム連合会は2024年、「パルシステム責任ある調達方針」を策定しました。生産者や取引先との対等なパートナーシップの下に築く信頼関係を社会全体へ広げ、持続可能な調達活動を推進することを定めています。方針では人権への配慮を筆頭に6つの視点を掲げ、環境や地域の持続可能性を目指す基本姿勢を示しています。

パルシステムはこれからも、人と人のつながりによる協同組合としての役割を果たすため、お互いを理解し合い、支え合える平和な社会づくりを進めていきます。

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