被爆・戦後80年特別企画 沖縄とオンライン中継 8月7日(木)<募集終了>
2025年7月14日
今を“戦前にしない”ためにできること
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長: 渋澤温之)は8月7日(木)10時から12時まで、長崎と広島への原爆投下、終戦から80年の節目に、平和について考えるイベントをオンラインで開催します。激しい地上戦が繰り広げられ、多くの住民が犠牲となった沖縄と中継を結び、現地の今を伝えます。
ゲスト2人と平和な未来考える
登壇するのは、沖縄国際大学・大学院教授の前泊博盛さんと沖縄タイムス編集局長の赤嶺由紀子さんです。沖縄で生まれ育ち、戦争の歴史を受け継ぐ2人がそれぞれの立場からメッセージを届けます。前泊さんは南西諸島で進む軍事施設の拡充やミサイル配備について、赤嶺さんは沖縄タイムスが全国19の新聞社と戦争体験者の証言を掲載する連載企画「あの時 私は」を実施するに至った経緯などを語ります。
ゲスト2人による対談では、参加者から事前に寄せられた質問に答えながら、平和な明日を守るためにできることを一緒に考えます。

被爆・戦後80年企画「今を”戦前にしない”ために~沖縄からのメッセージ~」開催概要
【日時】2025年8月7日(木)10:00~12:00
【開催方法】オンライン(Zoomウェビナー) ※アーカイブ配信は期間限定で公開予定
【参加対象】パルシステム利用者、パルシステムグループ役職員、子会社・関連会社社員
【プログラム】
10:00 開会
10:10 前泊博盛教授 ご講演「検証:戦後80年~いま、新たな〝戦前〟への危機回避へ」
10:40 赤嶺由紀子編集局長 ご講演「戦後80年報道/鉄の暴風 吹かせない」
11:10 対談「今を“戦前にしない”ために」
12:00 閉会
※締切:8月5日(火)17:00
※アーカイブ配信の視聴を希望する場合もお申し込みください
登壇者プロフィール
■前泊 博盛(まえどまり ひろもり)さん
沖縄国際大学・大学院教授(大学院地域産業政策学科、経済学部地域環境政策学科)
1960年、沖縄県生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了(経済学修士)。1984年、琉球新報社に入社し編集委員、論説委員長、九州大学大学院助教授(国際政治学)などを経て2011年4月から現職。
著書に『子どもたちの赤信号~学校保健室はいま』(沖縄出版)、『もっと知りたい!本当の沖縄』(岩波書店)など。
■赤嶺 由紀子(あかみね ゆきこ)さん
沖縄タイムス社執行役員編集局長
1971年、沖縄県生まれ。琉球大学卒業後の1997年、沖縄タイムス社に入社し編集局社会部、学芸部、政経部などを経て、2016年に中部報道部長。その後は政経部長、社会部長、編集局次長などを経て、2024年から編集局長。2025年7月から現職。
戦後80年の取り組みとして、全国地方紙と連携し戦争体験を語る企画「あの時私は」を展開、こども新聞『沖縄戦を学ぼう特別版』を発刊。
2025年は戦後80年の国際協同組合年
各国の軍事的、経済的対立でSDGsに反する流れが生まれるなか国連は、2025年を国際協同組合年と定めました。協同組合のあらゆる立場の人の参加による、貧困や飢餓の解消、社会的包摂などを推進する活動が評価されたためです。
パルシステムは戦後80年となる国際協同組合年に、あらためて平和の尊さを呼びかけます。