「いのちを守れ! フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」開催 4月以降も避難者に住宅支援の継続を
2017年3月28日
パルシステム連合会は3月20日(月)、東京・渋谷区の代々木公園で「さようなら原発全国集会」に参加しました。集会後は、原宿や渋谷をパレードし、原発に頼らない社会の実現を訴えました。
集会後はパレートで脱原発をアピール
「いのちを守れ! フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」は3月20日(月)、東京都渋谷区の代々木公園で開催され、約1万1千人が集いました。落合恵子さん(作家)、鎌田慧さん(ルポライター)、福島県から避難しているみなさんなどが登壇し、原発再稼働反対を訴えました。
国、福島県による原発事故の区域外(自主)避難者の住宅支援は、この3月末で打ち切られる予定となっています。「避難の協同センター」からは、避難者から寄せられる窮状について報告がありました。「自主避難者の経済的貧困、県内避難者の応急仮設住宅閉鎖による孤立化は大きな問題です。みなで支えあい『生きる権利を守る』運動に今からでも連帯してほしい」と4月以降も住宅支援を継続するよう訴えました。
集会の後、集会参加者は、渋谷駅周辺方面、原宿・青山方面、の2コースに分かれ、それぞれパレードし、脱原発と平和の重要性を訴えました。
「阻止ネット」とパルシステム
阻止ネットは2007年、使用済み核燃料の再処理工場本格稼働に反対することを目的に設立しました。呼びかけ団体はパルシステム連合会のほか、生活協同組合あいコープみやぎ、グリーンコープ共同体、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、(株)大地を守る会、NPO日本消費者連盟の6消費者団体で構成され、現在は原子力発電に頼らない社会の実現を呼びかけています。
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