災害・緊急時に協力をたのめる友だちが欲しい 「ママ友・交友関係に関する調査」
2017年3月6日
パルシステム生活協同組合連合会は、女性組合員に対して「ママ友・交友関係に関する調査」を実施しました。子どもが通う学校などについての情報共有や災害・緊急時の協力など、家族を守ろうと関係づくりに励む母親像が浮き彫りとなりました。
ママ友づくりは楽しいだけじゃありません!
調査結果によると8割が「ママ友」がいると回答。関係づくりのきっかけは「地域」と「趣味」の話題が鉄板。「九州の田舎出身というと話が意外と広がるので、まずはそこを前面に押し出す」、ほかにも「自分の老化現象を打ち明ける」「うちの子、薄毛なので帽子が欠かせません(ぺらっ)。いい帽子を知っていたら教えてください」など、友だち関係を築く場で、親しみやすさ・気安さのアピールに奮闘する甲斐甲斐しいママたちの姿もうかがえました。特に乳児を持つ母親は、新しい交友関係を築くのに積極的なようです。
「人付き合い」は人生の広がりであり楽しみですが、「生活のための課題」としても重く認識されているようです。多くが「災害・緊急時に協力をたのめる」友達を望んでいることからもうかがえます。
パルシステムはこれからも、がんばる女性を応援します。
調査結果のトピックス
●8割が「ママ友がいる」と回答。6割が「保育園・幼稚園」で知り合った。自己紹介は「居住地域の話題」が5割。
●「住んでいる地域での友だちはいない」は1.5割。特に休職中のグループで2割と高くなっている。
●新しい友人を誘う際のきっかけとしては、「カフェなどに誘う」が最も高く4割強。一方で、4割弱が「自分からは誘わない」を選択しており、遠慮も見られる。誘い方のポイント――「何人もまとめて誘う」「自宅から行きやすいか、予算的に適当か」「ほどほどに、積極的に」。
●乳児を持つ母親は「自分からは誘わない」とした割合が他より低く、新しい交友関係に意欲的である。
●ママ友とは「保育園・幼稚園・小学校・学童の情報共有」が8割、「悩み相談や近況の共有」が7割。子育てに関連する情報共有がメイン。
●地域の友人との関わりは「カフェ・レストランでの食事」が7割で1位。続いて「互いの家を行き来する」が6割強。
●「災害・緊急時に協力をたのめる」友だちづきあいがあるとしたのは、全体の3.5割。就学以降の子を持つ親ではさらに高くなっており、こどもを通じて、災害や緊急時に互いに協力する友達を意識していると推測される。
●今後築いていきたい友だち関係については、「災害・緊急時に協力をたのめる」が7割で最も高い。
●現在の交友関係については5割が「満足」と回答。年代が高くなるごとに満足度は上昇の傾向。
●「お泊り(旅行)」を一緒にする交友関係があるとしたグループでは「大変満足」が4割を超え、他の選択肢より高い。一方「地域での友達はいない」を選択したグループではネガティブな評価が高い。
調査概要
・調査タイトル:わたしのくらし・わたしのママくらし|「ママ友・交友関係」アンケート調査
※パルシステム連合会は、若年層のがんばる女性を応援するチラシとして、「わたしのくらし」「わたしのママくらし」を10月に創刊しました。乳幼児のお子さんがいる方、妊娠中の方、ひとり暮らしや夫婦二人暮らしの方など、一人ひとりのくらしに寄り添った内容で月1回、発信していきます。内容はパルシステムの女性職員が発案し企画。パルシステムの活用術のほか、普段の生活で知りたいリアルな情報を、職員・組合員のリアルな声として紹介します。
若年層向けライフステージ別の新チラシを創刊 がんばる女性を応援「わたしのママくらし」2016年9月26日:プレスリリース
・調査対象:「わたしのくらし」「わたしのママくらし」を配布希望した組合員のうち、オンラインパル登録に登録している組合員
・調査期間:2016年11月11日~11月27日の17日間
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:パルシステム配送エリア(福島、茨城、群馬、栃木、千葉、東京、埼玉、神奈川、山梨、静岡)
・回答総数:1,026件(回答率1.02%)
より詳しい内容は、こちらから(PDF)