9/7(月)東京地裁でTPP交渉差止・違憲訴訟の口頭弁論 憲法の視点からもTPPはおかしい
2015年9月1日
パルシステムが協力する「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」が提訴した訴訟について、第1回口頭弁論が9月7日(月)、東京地方裁判所の101法廷で行われます。
前後には門前集会や報告集会も
「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」は2014年9月に設立準備会が発足、2015年1月に設立しました。パルシステムグループも、産直産地の生産者をはじめとする関係団体と協力し、活動を応援しています。
訴訟は5月15日(金)、原告1,055名にて提訴され、8月25日(火)には原告527名による第二次提訴が行われました。法廷での第1回口頭弁論は9月7日(月)午後1時30分から、東京地方裁判所101法廷で行われます。それに先立ち、午後0時40分から裁判所前で門前集会、午後3時からは弁護士会館で報告集会も開催する予定です。
パルシステムは締結に反対します
TPP(環太平洋連携協定)は、工業製品や農産品、金融サービスなど加盟国の間で取引される品目にかかる関税や制度の格差を完全に撤廃しようとする多国間の協定です。社会の基盤、国の制度までを大きく変える危険性を持っています。十分な説明や議論がないまま、農林水産業や労働、医療・保険など多くの分野で深刻な影響が懸念されます。
農と食をつなぐ産直に長年取り組んできたパルシステムでは、TPPは食の安全性確保や国内農林水産業など、くらしや地域社会全体が崩壊する可能性が高いと考え、交渉参加に反対しています。2012年4月に内閣総理大臣へ提出した『TPPへの参加に反対し、日本の「農林水産業」の再生を求める署名』には、5万5,948筆を政府へ提出しました。
●TPP交渉差止・違憲訴訟第1回口頭弁論
- 日 時
- 2015年9月7日(月) 13:30~
- 場 所
- 東京地方裁判所101法廷(東京都千代田区霞が関1-1-4)
地下鉄霞ヶ関駅A1出口から徒歩1分,桜田門駅5番出口から徒歩約3分
※このほか、12:40から東京地裁前で門前集会、15:00から弁護士会館にて報告集会の開催が予定されています。
【関連リンク】
パルシステムのTPPに対する立場について