パルシステム共済生活協同組合連合会（本部・東京都新宿区、理事長・小沼正昭）は、健康づくりや疾病予防、早期発見を健康維持活動と位置づけ、剰余の一部を「たすけあい活動助成金」として活用しています。年間およそ1200万円を拠出し、各会員生協の組合員が地域で行う子育て支援や家事援助、福祉活動、ライフプランニング活動、健康維持活動などを支援しています。

近年、日本の乳がんの新規罹患者数が年間6万例に上っており、増加の一途をたどっています。乳がんの明確な予防法が確立していない現状では、「早期発見早期治療こそが最善の予防策」です。パルシステム共済連は会員生協とともにピンクリボン運動（※）を応援し、2012年度16件、2013年度も11件の乳がんの検診・自己触診の啓発する学習会を実施しています。

ピンクリボン運動の一環としてパルシステム共済連は10月18日（金）午後1時30分（開場午後1時）から、「山田邦子さん、土井卓子先生乳がん特別講演会『大丈夫だよ、がんばろう！』」を、はまぎんホール ヴィアマーレ（神奈川県横浜市）にて開催します。

講演は、湘南記念病院かまくら乳がんセンターの土井卓子センター長を招き、乳がんの基礎知識について解説します。あわせて、テレビ番組の自己触診で乳がんが発見された女優・タレントの山田邦子さんから自身の経験などを紹介する予定です。

その後のジョイントトークでは、山田邦子さんと土井卓子先生が、り患者と専門医という立場から、乳がんをテーマに語ります。

当日は、乳がんの触診モデルをブースに設け、乳がんの触診を体験できるスペースも用意します。乳がんは「自分で発見できる唯一のがん」とも言われます。自宅で簡単にできる検診方法を知れば、早期発見にも役立ちます。

※ピンクリボン運動＝乳がんの正しい知識を広め、検診の早期受診推進などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン。

●特別講演会「大丈夫だよ、がんばろう！」