パルシステム特別協賛「無知の知」がついに完成 原発事故をめぐる貴重な肉声が多数

2014年9月16日

パルシステム連合会の特別協賛映画「無知の知」がこのたび完成し、10月18日(土)、ポレポレいわきでの先行上映を皮切りに全国の劇場で公開することが決定しました。9月23日(火)には「福島映像祭」での上映も決まりました。

映画の「無知の知」より(©「無知の知」製作委員会2014)

パルシステム特別協賛映画「無知の知」は、東京電力福島第一原子力発電所事故に関わるさまざまな人たちへ、石田朝也監督が敢行したインタビューをまとめたドキュメンタリー映画です。

仮設避難者から歴代総理までを直撃

パルシステムは、映画「無知の知」(仮題「選択の時of Japan」)へ特別協賛しています。

故郷を追われ仮設住宅でくらす人、事故対策に追われた政府関係者、原子力発電を推進してきた人、歴代総理大臣――。映画では、さまざまな立場の人へ、石田監督がインタビューを敢行します。福島県での再生可能エネルギーの挑戦なども取り上げ、原発事故後の社会のあり方を提起します。

本作品は10月18日(土)、福島・いわき市のポレポレいわきでの特別先行上映を皮切りに、東京・中野区のポレポレ東中野、大阪市の第七芸術劇場ほか全国の劇場で公開されます。またポレポレ東中野で開催する「福島映像祭2014」では、9月23日(火)12時30分からの上映が決定しました。

パルシステムのエネルギー政策

パルシステムは2012年1月、パルシステムエネルギー政策を制定しました。エネルギーの使用を「減らす」、原子力発電を「止める」、エネルギーをすみやかに再生可能エネルギーへ「切り替える」の3つを進め、生活者が自らの意思でエネルギーを選択できる社会をめざします。

映画「無知の知」概要

私は私自身が「原発」について「何も知らない」ということを知っている。だからこそ聞いて見たかった。そして福島に行ってみなければならなかった。

監督・編集
石田朝也/企画・制作:株式会社大風/配給:アルゴピクチャーズ/
製作
「無知の知」製作委員会 デジタル/カラー/モノラル/107分

<石田朝也監督プロフィール>
1967年6月7日、静岡生まれ。ESRA(パリ映像高等専門学校)卒業。NHKドキュメンタリー番組や海外作品や合作映画に携わる。2005年「成瀬巳喜男・記憶の現場」で監督デビュー。福島原発事故をテーマとした本作「無知の知」は2作品目にあたる。
パルシステム特設サイト(監督インタビューなど掲載)
公式サイト

石田監督

公開予定

公開日 劇場/所在地 URL
9/23(火) ポレポレ東中野/東京都中野区 福島映像祭
http://fukushimavoice.net/fes
10/18(土)~ ポレポレいわき/福島県いわき市 http://www.polepoleiwaki.com/
11/1(土)~ ポレポレ東中野/東京都中野区 http://www.mmjp.or.jp/pole2/
未定 第七芸術劇場/大阪市 http://www.nanagei.com/
未定 シネマ
ジャック&ベティ/横浜市
http://www.jackandbetty.net/
未定 新潟・市民映画館
シネ・ウインド/新潟市
https://www.cinewind.com/
未定 浜松シネマイーラ/静岡県浜松市 http://cinemae-ra.jp/
未定 名古屋シネマテーク/名古屋市 http://cineaste.jp/
未定 京都みなみ会館/京都市 http://kyoto-minamikaikan.jp/
未定 中州大洋映画劇場/福岡市 http://www.nakasu-taiyo.co.jp/