大雨水害で茨城県内の避難者へパン9,000個などを提供 JAつくば市谷田部では炊き出しも

2015年9月14日

茨城県常総市で発生した堤防決壊による水害を受けてパルシステムは、パン9,000個、青果1.5tなどの緊急物資支援を行いました。9月13日(日)には、避難所として施設を開放しているJAつくば市谷田部にて炊き出し活動を行いました。

届けられた支援物資

大雨により被災されたみなさまへ、心よりお見舞い申し上げます。

パンと飲用水、フルーツなどを避難所へ

提供した緊急支援物資は、パルシステム茨城が茨城県常総市などと締結している災害協定に基づくものです。物資はパン9,051個、飲用水4,800本、果物や野菜1.5tなどで、9月12日(土)、常総市総合体育館と常総市心身障害者福祉センターへ届けられました。

緊急支援物資の詳細は、下表のとおりです。

 

 

商品名 提供数
パン(クロワッサン、缶詰) 9,051個
ツナフレーク 1,455缶
飲用水(ペットボトル500ml) 4,800本
保存用菓子 1,000ケース
みかん 510kg
トマト 220kg
ミニトマト 66kg
りんご(つがる) 480kg
なし(豊水) 255kg
プルーン 31.5kg

特に果物はたいへん喜ばれました

炊き出しはおにぎり3,000個を提供

米や青果の産直産地、JAつくば市谷田部では、地域のみなさんへ避難所として施設を開放しました。13日(日)には、パルシステム茨城や県内JA婦人部のみなさんも応援にかけつけ、炊き出しを行いました。

炊き出しは、うめ、おかか、こんぶの入ったおにぎりをそれぞれ1個ずつとたくあんを添えて、1,000食分(3,000個)を提供しました。

JAつくば市谷田部では「当初は200人を超える避難者がいましたが、現在は半数の100人程度です。ただし、残されたみなさんの避難生活は長期化が予想され、自宅を片付けるにもゴミ袋やタオルなどが不足している状況です。今後も支援をお願いします」と呼びかけました。

パルシステム茨城の塚本昭二専務理事は「支援物資と炊き出しとも、たいへん喜ばれました。復旧、復興へ向けた支援活動は当面必要です。今後も引き続き、支援を続けていきます」と話しています。

JAつくば市谷田部でおにぎりの炊き出し