3/3金・無料試写会100名ご招待 ドキュメンタリー映画『残されし大地』試写会&トークイベント

2017年2月3日

残されし大地_メイン小

3月10日(金)より公開されるドキュメンタリー映画『残されし大地』。完成を目前にベルギーで地下鉄テロに巻き込まれ、命を落としたジル・ローラン監督が、原発事故後の福島を取材した作品です。

一般公開に先立ち、3月3日(金)に東京・東新宿のパルシステム本部にて開催する先行試写会に、100名(応募多数の場合は抽選)を無料ご招待します。なお、当日は監督の意志を継いで公開に奔走する夫人の鵜戸玲子さんらによるトークショーもあります。パルシステム組合員だけでなく一般の方も入場可能です。ぜひご応募ください。

映画『残されし大地』試写会&トークイベント

日時:2017年3月3日(金)10時30分~12時30分(10時開場)
会場:パルシステム生活協同組合連合会 東新宿本部 2F会議室(地下鉄東新宿駅エレベーター出口から徒歩3分、JR新大久保駅徒歩10分)
登壇ゲスト:鵜戸玲子さん(ジル・ローラン監督夫人)ほか
内容:本編上映『残されし大地』および登壇ゲストによるトークイベント
定員:100名(応募多数の場合抽選)
料金:無料
締切:2月22日(水)午前10時
当落連絡:抽選の結果は2月24日(金)までに申し込み時に記入いただいたメールアドレスにお送りします。
応募はこちらから

映画『残されし大地』について

残されし大地_メインビジュアル

映画『残されし大地』公式サイト

シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)にてロードショー!フォーラム福島、シネマテークたかさきほか全国順次公開

ジル・ローラン監督が見つめた、FUKUSHIMAの“人と土地のつながり”

2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、福島第一原発から約12キロに位置する富岡町は帰還困難区域として指定。そこにひとり留まり、動物保護活動を続ける松村直登の存在からこの映画は始まりました。監督のジル・ローランは、サウンドエンジニアでしたが、妻の鵜戸玲子さんの母国である日本に2013年に家族と共に来日。“福島”について調べる中で、海外メディアで紹介されていた松村さんの存在を知り、自らメガホンを取る事を決意しました。“土地と寄り添いながら生きる人たちの力強さ“を題材に3組の家族に寄り添う事で、日常としての福島、そして故郷を愛する思いを紡ぎ出します。土地本来の持つ変わらぬ自然の美しさを切り取り、感じ取ってもらうことに、ジル・ローランの監督としてのメッセージが込められています。

初監督作品にして遺作となった、生命の映像詩。妻・玲子さんの母国・日本で待望の公開です。編集作業が最終段階に差し掛かった2016年3月22日、監督のジル・ローランはベルギー地下鉄テロで命を落としました。映画はジル監督の想いを受け継いだ、プロデューサーや同僚らの手によって完成。そしてベルギーの仲間達、夫人の熱い想いが伝わり2017年春に日本での公開が決定しました。

第27回マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭正式招待
第36回アミアン国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞
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