米の生産者からお礼のメッセージが届きました(JAいわて花巻)
2021年9月3日
社会的な情勢を背景に、飲食店などで米の需要が激減し、また関東以北の米産地では2020年産米が記録的な豊作だったこともあり、全国的に「米余り」が発生しました。パルシステムの産直産地においても例外でなく、本誌カタログでの記事化や緊急チラシを配付し窮状をお知らせしました。
組合員のみなさんからは「飲食店が苦しんでいるということは、そこに卸している生産者の方々も、ということですね。力になれたら」「記録的な豊作も一因だったとは知りませんでした。記事を読んで、もっと食べようと思いました」「課題と原因、それに対して私たちができることを教えてくれて、ありがたいです」といった、多くの声が寄せられています。
米を食べて、産地を応援
組合員のみなさんの協力により、エコ・茨城こしひかり、エコ・岩手ひとめぼれなど、紹介した商品を中心に多くの注文をいただき、需要が鈍化する夏場にもかかわらず、計画を上回る実績となっています。産直産地へ思いを届けていただき、ありがとうございました。
エコ・岩手ひとめぼれの生産者(JAいわて花巻)より、お礼のメッセージが届いています。
JAいわて花巻の生産者。左側から小原君雄さん、菅原一さん、下坂章治さん
エコ・岩手ひとめぼれの倉庫。これだけの在庫が完売しました
2021年産も豊作の見込み
全国各地の産地から「現段階では豊作気味」と報告されています。2020年産同様、2021年産においても産地では苦しい状況が続くことが予想されます。ご飯を食べることが産地の支援に、また次の世代の生産者を育てるあと押しにもつながります。引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。