11/10(土) 第4回よみがえれ!トキ 佐渡「文弥人形」上演会 農業が支える佐渡の伝統芸能を上演します

2012年11月2日

パルシステムグループなどで構成するよみがえれトキ実行委員会は11月10日(土)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で「よみがえれ!トキ 佐渡『文弥人形』上演会」を開催します。「文弥人形」のほか、トキの野生復帰に向けた活動やひなの誕生の報告なども予定します。

伝統を守り未来に受け継ぐ文弥人形

パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,938億73百万円/会員生協の組合員総数134.5万人)と組合員、佐渡島の生産者などで構成するよみがえれトキ実行委員会は11月10日(土)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で「よみがえれ!トキ佐渡『文弥人形』上演会」を開催します。

文弥人形は、佐渡で明治時代の初めに成立し国の重要無形民俗文化財にも指定されている人形芝居です。当日は文弥人形上演のほか、祝いの舞「春駒(はりごま)」の披露、トキの野生復帰に向けた有機農業および里山里海を守る活動の紹介などを予定します。

文弥上演会での一場面

文弥上演会での一場面

トキが棲める環境づくりを支援

佐渡島では、農薬を削減した米の生産に力を入れています。野生トキが最後まで生息していた野浦、片野尾両地区は、トキのエサとなる水田の生きものを増やすため、地域ぐるみで耕作放棄地の復田やビオトープづくりに取り組んでいます。

パルシステムでは2007年からトキ放鳥を成功させる運動を支援し、2008年には「トキを育むお米(エコ・佐渡こしひかり)」を発売。2012年から予約登録米としても扱われることになりました。収益の一部は、休耕田や田んぼの整備費などトキの生息しやすい環境づくりに還元されます。

トキを育むお米

トキを育むお米

よみがえれ!トキ 佐渡「文弥人形」上演会

日時:
2012年11月10日(土)
12時開場 13時開演 16時30分終了予定
会場:
パルシステム連合会東新宿本部 2階会議室
(東京都新宿区大久保2-2-6)

※地下鉄東新宿駅から徒歩4分、JR新大久保駅徒歩10分

内容:
  • 佐渡・野浦村の有機農業、里山里海を守る活動の紹介
  • 祝いの舞「春駒(はりこま)」
  • 文弥人形「ひらがな盛衰記 お筆笹引きの段」
    「義経千本桜 第一幕:知盛出陣の場、第二幕:入水の場」
入場料:
無料

開催案内のチラシはこちらをご覧ください。(pdf 682KB)