福島県会津若松市内の仮設住宅への買い物支援 40週間80日わたり507人を派遣しました
2012年11月6日
パルシステム連合会は2011年12月から2012年10月にかけて、福島県会津若松市内の仮設住宅4カ所へ買い物支援活動を実施しました。実施期間は40週間、80日にわたり、派遣した職員数はグループ全体でのべ507名にのぼりました。
生活支援から生活環境支援へ
東日本大震災および東京電力福島第1原子力発電所の事故で被害を受けたみなさんを支援するため、パルシステム連合会では発災当初から炊き出しや「震災復興基金」の創設・助成などの支援活動を展開しています。
津波の被害にあった地域では、住宅や施設、車両が流されました。また、自宅から離れた地域への避難を余儀なくされているみなさんは、不慣れな地域のなかで経済的な自立を迫られている状況にあります。地域の生協やNPOなどが、生活支援とともに生活環境を整える支援活動に取り組んでいます。
市内4カ所の仮設住宅で食品などを提供
こうしたなかパルシステムでは2011年12月から、福島県会津若松市内にある仮設住宅4カ所で商品を提供する買い物支援活動を実施しました。訪問する仮設住宅はいずれも、東京電力福島第1原子力発電所に近い大熊町から移住されたみなさんが生活を送っています。
買い物支援活動は、パルシステムが支援の一環として車両を提供した一般社団法人ふくしま連携復興センターが中心となり、仮設住宅4カ所で産直野菜やパルシステムオリジナル商品の販売などを行いました。活動期間は40週間80日にわたり、派遣した職員数はパルシステムグループ全体でのべ507人におよびました。
パルシステムでは今後も、大熊町役場および社会福祉協議会と連携しながら、お茶会や祭りなどのイベントや、冬期の除雪、移送などといった支援の継続を検討していきます。