2/26(日)小田原で「手作り梅干し交流品評会」を開催 生産者とつくり手が梅でつながるひととき

2012年2月23日

パルシステム連合会は2月26日(日)、小田原市の梅の里センターで「第6回梅干し交流品評会」を開催します。今年はこれまでで最多となる173点の応募が寄せられました。そのなかから入選した25点の梅干しを漬けた組合員と家族を招き、産地の生産者と交流しながら各賞を決めます。

パルシステムのおいしい手作り提案

パルシステムでは、梅干しやみそなどを家庭で作る手作り料理を呼びかけています。その一環として毎年6月には、商品カタログやインターネットサイトを通じて「手作り梅干し」を組合員に提案しています。

梅や塩、もみしそといった梅干しづくりに欠かせない材料を商品として企画するだけでなく、ウェブコンテンツ「おいしい手作りコミュニティ」や梅の生産者やベテラン組合員による「梅干し電話相談」などを通じて、初心者でも梅干しが漬けられるよう情報提供しています。

昨年の交流品評会の様子

過去最多の173点が寄せられました

「パルシステム手作り梅干し交流品評会」は、今回で6回目を迎えました。2012年1月に組合員から漬けあがった梅干しを募集したところ、過去最多となる173点もの応募が寄せられています。

1月26日(木)に行われた1次選考会では、産直産地の生産者や職員など関係者が審査しました。バラエティー豊かな応募作のなかから「味」や「見た目」などの梅干しの仕上がりだけでなく、梅干づくりへの思いやエピソードなども含めて総合的に評価し、25点を選びました。想定以上の応募数に、午前中での終了予定が夕方までかかるほどでした。

最多の応募が集まった1次審査

生産者、つくり手同士が交流します

「手作り梅干し交流品評会」は2月26日(日)、パルシステムの梅の産直産地、ジョイファーム小田原(神奈川県)の地元にある小田原市梅の里センターにて開催します。最終選考会に選ばれた梅干しのつくり手25家族を招待し、梅の産地ジョイファーム小田原と大紀コープファーム(奈良県)の生産者などが集まって大賞、部門別優秀賞などを決定します。

さらに当日は、梅干しに関する質問や話を楽しみながら交流を深める昼食会や、この時期開催されている小田原市の「梅まつり」も見学し、梅にまつわる地域や人、食文化など物語に触れ、審査員である梅生産者らと交流を楽しみながら最終審査および表彰を行います。

【関連リンク】
おいしい手づくりコミュニティ

第6回 手作り梅干し品評交流会 最終選考会

日時
2012年2月26日(日)10:20~15:15(予定)
場所
小田原市梅の里センター
(神奈川県小田原市曽我別所807-17、JR御殿場線「下曽我駅」すぐ)

スケジュール

10:00
受付開始
10:20
開会、審査員紹介
10:40
出品者自己紹介、交流品評会
12:10
昼食交流
13:00
小田原「梅まつり」見学
14:30
表彰式
15:15
閉会

1次審査のもよう

1次審査は1月26日(木)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部にて行われました。審査は、梅の産直産地からジョイファーム小田原の穂坂和昭さん、大紀コープファームの和田尚久さんなどを招き、パルシステム連合会職員を加えて行いました。

午前10時から午後4時までかけて、見た目や食感、味を1つひとつ丁寧にチェックし、梅干しとともに寄せられたプロフィールも熱心に読んでいました。審査員は、応募者全員へ感想やアドバイスなどを記入していました。審査員のコメントは以下のとおりです。

 

和田尚久さん(大紀コープファーム)

「年々、上手に漬かった梅干しが多くなっていますね。初めて挑戦したというコメントもあり、生産者としてもうれしいです。審査の楽しみはそれぞれのエピソード。応募してきた人数分の思い出や人生がつまっており、読むほど審査に迷います」

 

穂坂和昭さん(ジョイファーム小田原)

「当初に比べると甲乙つけがたいものが増えて、審査が難しいです。初めて漬けた人でも、おいしい梅干しがあります。審査していると新しい味の発見があります。自分なりに工夫やチャレンジする人もおり、毎年楽しみにしています」

 

栗田典子パルシステム連合会商品本部副本部長

「エピソードを拝見していると、梅の粒の向こうに広がる漬けた人のくらしや人生の歩み、家庭の歴史などが垣間見えます。それが梅干しにも表れているようです。今年は、ソーシャルメディアもフル活用していますので、ぜひ楽しんでください」